美琴8-2
翌日、昼遅くラインが入る。
『ごめん今起きた』
『大丈夫?メンタルやられてない?
体調と相談してみて!』
『マック食べたい!』
『食欲あるね♪オッケー』
マックでドライブスルーして
水族館まで行くが
もう閉館の時間が迫っていた。
「私、海が見たい♪」
水族館の公園でハンバーガーを
食べながら会話をする。
「小説読んだよ〜♪」
「どうだった?」
「読んでて凄く恥ずかしくなったw」
「ズバッと言っていいよ!」
「そうね…めぐみさんは
大人の女性だから
言葉使いがもっと大人の女性に
なった方が良いと思う」
「なるほど〜!
ありがとう♪
めっちゃ参考になったよ♪」
ハンバーガーも食べ終わる。
「そろそろ行こうか?」
海を見ながらドライブをして
ホテルジュラシックに入る。
「何ここ!?面白〜い♪
ちょっと動画撮らせて!」
車をゲートから入れ直す。
最上階の部屋を選んで
エレベーターに乗る。
そこは
エンターテイメントホテルだった。
あちこち恐竜だらけで
二人でケラケラ笑いながら
部屋に入る。
ソファーに座り会話を楽しむ。
「ここコスプレ無料だってよ?
あにーさんどれがいい?」
いろいろ悩むが
OLコスプレにしてみる。
ソファーで俺は子供達の写真を見せて
家族の話しをする。
彼女も母親や家族の写メを見せて
紹介してくれた。
「あにーさん…お風呂入ろうっか?」
ジャグジーにお湯を入れて
泡風呂にする。
風呂の中でも会話は弾む。
「尊敬してるお姉さんにね
そのお客さんとは縁を切るなって
言われてる♪」
「え!?そうなの?
何でだろう?」
「感じゃないかな?」
彼女のスイッチが入る。
いきなりペニスを咥えてくれ
しゃぶってくれる。
いきなりで少し驚くが
半立ちになると
「ベッドに行こうか?」
「うん…」
先に出てソファーで待っていると
彼女はOLコスプレに着替えて
出てくる。
「へへへ、あにーさん見て♪
お尻が大きくて入らなかったww」
唇を合わせるが俺のペニスは
大きくなることはなかった。
こんな時にかぎって
EDが発症してしまう。
しばらく
ベッドの上で肌をふれ合わせ
唇を重ねる。
「お腹空いたね?」
「カラオケ行きたいな♪」
「よし!そうしよう!」
ホテルの会計をする。
彼女は半分出してくれた。
俺は驚く。
「え!?いいの?
ごめん…ありがとう」
「いいの!あにーさん
振り回してるのは私だもん!」
二人で自宅に帰り
車を車庫に入れて
カラオケに行こうとしたが
変更してタクシーで街まで行く。
「何が食べたい?」
「お肉が食べたいかな?」
しかし遅い時間帯で
高級店は既に閉店していたが
大衆焼肉店はかろうじて開いてた。
焼肉を食べ終わると
いつものメンズバーに行き
カラオケを楽しむ。
「あにーさん♪これ覚えて
これ歌えると女の子にモテるよ♪」
彼女はoffi◯ial髭男◯ィズムの
115◯キロのフ◯ルムを
歌ってくれた。
「これ!難しいよね?」
「うん♪まともに歌えてる
男の人見たことない♪
pre◯en◯erは別れの歌だから
好きじゃないの!
でも、これは好き♡」
「頑張って覚えるよ…」
「あにーさんならキーも高いし
歌えるよ♪」
その後アニソンを歌って
二人で盛り上がる。
15時を回り帰る事にする。
いつものように
タクシーの所まで送ってくれた。
「帰る日、見送りに行くよ♪」
「いいの?大丈夫?」
「大丈夫じゃないけど大丈夫!」
「ふふふ、あにーさんの
そんな前向きな所好きよ♡」
お別れのキスをしてタクシーに
乗り込み帰宅する。