尽きることのない興奮-1
芳恵叔母は僕の下で、満ち足りた表情をしていた。もちろん僕も満ち足りている。うっとりとした表情の彼女を見つめているうちに、僕は初体験を済ましたという実感が湧いてくる。同時に、芳恵叔母は既に叔母ではなく、自分のオンナ、に思えてくるから不思議だ。
背の小さな彼女だ、体重が重いかもしれない、と身を起こそうとした。すると目の前で、芳恵が薄っすら目を開く。
「気持ちよかったね?・・・んふん、もうちょっとさ、このままがいいな」
まるで彼女が年下で、甘えるようなことを言う。僕の中で衝動が突き上げ、思わず唇を合わせると、芳恵叔母は激しく舌を絡ませる。僕の唾液を啜り、それが済むと今度は自分の唾液を僕の口の中に送り込む。叔母の唾液を呑み込むと、胃の辺りがカッと熱くなり、下半身に血潮がみなぎる気がした。
「うわ、若いね」
芳恵叔母は嬉しそうにそう呟く。
「おっきくなってきたね?」
そう言いつつ、彼女は僕のカラダをもう一度羽交い絞めにした。足も腰に巻き付け、
「上になってあげる。そのままゴローンと転がってよ」
と囁き、僕の耳の辺りをぺろりと舐めた。
僕は彼女のカラダの火照りを全身で身に受けつつ、抜けないように気遣いながら、いうなりに横に転がる。上下逆さまになると、芳恵叔母はにこやかに笑い、
「枕、取れる?」
と囁くので、手を伸ばして枕を取った。差し出すと、彼女は横にかぶりを振る。
「いいの。アナタの頭の後ろに敷くの」
と言って、一度は受け取った枕を僕の頭の後ろに敷いた。