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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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自信とプライド-10

カフェを出て県警本部に戻ろうとした時、マギーの携帯に見知らぬ番号から電話がかかって来た。だがマギーはピンと来た。
「JRの栗田課長からね。どうやら会議が終わったみたいね。何の会議だか知らないけど。」
そう言って電話を取る。
「はい、県警本部の菜月です。」
すると想像していたよりも若い声が受話器から聞こえてきた。
「あ、私、JR城南の栗田と申します。先程ご訪問いただいたようで。」
「ええ。会議中との事でしたので。終わったんですね?」
「はい。いまどちらにいらっしゃるんですか?」
「城南駅です。」
「あ、そうですか。なら今からでしたら時間ありますが、どうしますか?」
「では今からお邪魔致します。すぐ行きます。」
「分かりました。お待ちしております。」
電話を切ると2人はJR城南ビルに向かった。

ビルに到着すると、まだ20歳中盤ぐらいの男が玄関に立っており、マギーらの姿を見つけると小走りで向かって来た。
「どーも、栗田です。」
「菜月です。」
「三島です。」
簡単に挨拶すると、ビルの中に招き入れ応接室に入る。ソファに座り栗田と対面するマギーと華英。
「お若いんですね。」
「いえいえ。」
JRと言う体質上、20歳台の人間が課長職につけるとは思っていなかったマギー。そんなマギーを見て、あっ、また疑ってる、と思った華英であった。

「本日はどのような御用件で…」
「(白々しいわね…)はい。城南駅の監視カメラの件についてちょっと。」
マギーは駅から銅像方面に向く監視カメラがなかった事を聞いた。
「いや、あんな事件があったんで、物騒だからつけようと言う話になったもので、設置したんです。」
「そうですか。今まで何であんな大切な場所になかったんですかねぇ??」
以前の調べでは元々あの場所には設置していなかったと記録されている。マギーは元々取り付けてあった事を知っている事を伏せて話を進める。
「いやー、それは初めに監視カメラを設置する時の担当者に聞かないと分からないですねー。ただ、その担当者はもう辞めちゃったんで連絡取れないんですが…」
そう言って頭をかく栗田。
「そうですか。でもまぁあんな事件があって、そこに監視カメラがないとなったら設置しなきゃと思うのは当然かもですね。」
何か突っ込まれると思っていたのか、栗田はあからさまにホッとした表情を浮かべ、
「そうなんですよぉ。」
と言った。



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