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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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エンドレスの途中〜香澄タイム〜-7

大門はさっきアナル洗浄に使った水飲み台のところへ香澄を連れて行った。
そして蛇口を開き、水を勢いよく出すと、
その噴き出し口に香澄の身体を近づけていく。
見る見るうちに香澄の身体は全身がずぶ濡れになった。

「おい、何をするつもりだ?」
雅和には大門の意図が全くわからなかった。
「なに、あいつらのザーメンで身体がだいぶ汚れたからな。
 少しきれいにしてやろうと思ってな。」

ずぶ濡れになった香澄は砂場へ移され、そこで砂まみれにされた。
さらに何事か思いついた大門の指示で、
何も植えられていない花壇へ大量の水が運び込まれた。

「そうさ。泥んこ遊びの始まりだ。
 レイプも二穴も経験済みの香澄さんだが、
 さすがに泥にまみれてのセックスは経験がないんじゃないかと思ってね。
 もっとも、オレたちも初めての経験でな。
 ただ、小さい頃に裸足で田んぼに入った時の、妙な感覚だけは覚えてるぜ。」

大門はそう言うと、田んぼのようになり始めた花壇の泥を一掴み、
香澄の胸に塗りつけた。

(泥まみれのセックス?)
雅和も思いつかなかったプレイだった。
石原と大門は泥の中に座り込み、泥まみれになった香澄の乳房を揉み始めた。
「か、香澄。だ、大丈夫か?」
雅和は思わず大きな声で香澄に呼びかけていた。
香澄の反応が全く予想できなかったからだ。

「旦那さんよ。あんたの奥さんも、初めての感触を味わっているみたいだぜ。
 あんたは経験あるのかい?泥んこセックス。」
「そ、そんな、モノは……。」
「そうか。じゃあ後で感想をたっぷり聞かせてもらうんだな。」

大門はスマフォの電源を切った。


香澄のスマフォからの通話が途絶えた。
雅和は何も映っていないテレビ画面をずっと見つめていた。

香澄のスマフォは電源が切られたままでだ。
雅和はそのままずるずると壁にもたれ、気を失った。



その時、すでに征爾は香澄が犯されている公園の近くにいて、
田辺と礼二の到着を待っていた。

麗子たちの相手をしていた田辺は、征爾からの突然の電話に戸惑いつつも、
状況を知るとすぐに、夜中であるにもかかわらず、独自の情報筋から、
香澄を襲っている男たちの情報を得た。

征爾は真奈美が覗いていたテレビ画面から、あの公園の場所を特定し、
男たちの体力の限界とそこからくる自暴自棄の行動を恐れ、
雅和には内緒で香澄を連れ戻そうと考えたのだった。


男たちはあっさりと逃げ去った。
いや、逃げるきっかけを求めていたのだと言ってもよかった。
香澄は無傷だった。
しかし、この状態のまま家に帰ることはできない。
香澄の、いったん火がついてしまった極限の絶頂を求める身体を沈めなくてはならない。

征爾はそのことも含めて、田辺と礼二をこの場に呼んだのだった。




「あなた。」
「……」
「ねえ、あなたってば。」
「……か、香澄、か。」

雅和の寝室のテレビの画面いっぱいに、香澄の顔が映し出された。
「か、香澄。大丈夫か?」
「ええ。大丈夫よ。どこも怪我はしていないわ。」
「そうか。それはよかった。あ、おい、あいつらはどうしたんだ?」
「彼ら?……。逃げていったわ。」
「逃げて?」
「ええ。パトロールが来たって。
 あっという間にいなくなっちゃった。
 ごめんね。遅くなっちゃったけど、今から帰るわ。」
「ああ。気をつけてな。」
「大丈夫。SP付きだもの。」
香澄はくすっと笑って通話を切った。

香澄の顔は緊張感から解き放たれた安ど感と、
満足感が漂っていた。

何も映っていないテレビの画面を見つめながら雅和は思った。

(SP?なんだ、それ?)


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