その夜の結末-2
香澄は再び自分から水飲み台の上にのぼり、さっきと同じように、
便座にしゃがむようにして、腰を落としていく。
先程一度経験しているせいか、香澄の行動に迷いはなかった。
「ねえ。和夫君、だったわよね。支えていてくれる?
それから、完全にアナルに入ったら、水を…。勢いよく出して。」
突然名前を呼ばれた和夫は喜び勇んで香澄の身体を支えた。
そして香澄のアナルに飲み口が隠れたところで、蛇口を最大にひねった。
飲み口とアナルの隙間から水が激しく四方へ噴き出している。
かなりの勢いで、香澄の直腸に水が注ぎこまれているようだった。
「あ、あうっ、す、凄い、奥の、奥の、方まで…。
あ、あ、ねえ、中を、アナルの奥の、中の方を、あ、あ、洗って…。
あ、ああ、ね、ねえ、こんな、こんな、格好で…。」
身悶えし始めた香澄に夫がスマフォから呼びかけた。
「どうだ。香澄。さっきよりも水の冷たさを感じるだろ?」
「あ、ああ、そうなの。冷たい水が、どんどん……。あ、ああ。」
「香澄。アナルで、というよりも、大腸全体が感じているんじゃないのか?」
「え、ええ、そうよ、あなた。こ、こんな、こんな感覚、は、初めてだわ。」
香澄はそのままの姿勢で和夫に体重を預け、
バランスを取りながら、脚を大きく開いた。
「あ、ああ、ねえ、触っても、触っちゃっても、いい?
もう、もう、我慢できなくて……。」
香澄は夫の返事も待たずに、股間をまさぐり始めた。
「あ、あ、凄い、凄いの。
アナルの、アナルの、奥の方まで…。ああ、水流が、水流が、入ってくるの。」
香澄は夢中で股間を弄り、片方の手では乳房を揉み始めた。
「拓海さん。こいつ、やっぱ、感じてますぜ?」
「ああ。そうみたいだな。アナル洗浄しながら感じてる女なんて初めて見たぜ。」
香澄は水飲み台の上で身体を震わせながら腰を上下し始めた。
飲み口がアナルを出たり入ったりするたび、香澄の喘ぎ声が高くなっていく。
香澄の身体を支えている和夫は全身びしょ濡れだった。
「あ、あ、凄い。凄い。ね、ねえ。あなた。こ、こんなに、こんなに、なるなんて。
あ、ああ、欲しい。欲しくなっちゃう。」
「香澄。何が欲しいんだ?はっきり言わないと、わからないじゃないか。」
「前よ、前にも、前にも入れて欲しいの。あ、いいわ。一杯、一杯よ。」
「和夫君、って言ったかな。片方の手で香澄の股間を弄ってやってくれないか?」
夫の呼びかけに、和夫はすぐに従った。
香澄は股間への刺激を和夫に任せ、両手で乳房を弄り始めた。
和夫は、肩を香澄の身体に押し付けるようにして香澄の身体を支え、
手を香澄の股間へと伸ばしていく。
「ね、ねえ。指じゃ物足りないわ。入れてみて。」
「えっ?な、何をですか?」
「拳。あなたの拳よ。まずは指を揃えて。そう、親指は中に入れて。
窄めるようにして、捩じりながら入れていくの。
ああ、そう。入って来た。
ねえ、穿って。中を、オマ〇コの中を、抉って、もっと、もっと激しく。」
そう言いながらも香澄の腰の動きはさらに激しくなり、
飲み口からの水がさらに激しく迸っていく。
和夫はある種の混乱状態の中に入り込んでいた。
水の音が香澄の声をかき消すと同時に冷静な判断力も消し去っていった。
和夫は香澄のオマ〇コの中に入った指を曲げるのに合わせながら手を押し込んでいく。
「あ、あ、ダメ、ダメよ。壊れちゃう。」
和夫はその声が聞こえないのか、さらに手をねじ込んでいく。
ネルッという感触がして、和夫の拳は香澄のオマ〇コの中に吸い込まれた。
「あ、あ、お腹が……。お腹が破裂しちゃう。」
大量の無図を貯めた直腸が、オマ〇コに入り込んだ拳によって圧迫されるのだろう。
香澄に便意が突然訪れた。
「も、もうダメ、よ。水を、止めて。」
香澄は和夫に水を止めさせると、そのまま身体を和夫にもたれかけた。
「く、苦しい、の。身体を、身体を、支えて、いて。」
和夫は拳を入れたまま、改めて香澄の身体を支えた。
香澄は便意に耐えながらも、うっとりとした目をして乳房を揉み続けている。
「あ、ああ、も、漏れ、ちゃう。あ、ああ。ダメ、ダメ。
ね、ね、あなた。出ちゃう。出ちゃうの。」
「香澄。ギリギリまで我慢するんだ。」
「え、ええ。もう、もう、ダメよ。」
「和夫君。出し入れできるかい?」
和夫はこんな状況になった自分の妻に対して拳を出し入れするよう、
自分に指示をしてくる香澄の夫が信じられなかった。
いや、それよりも、自分の妻のこの状況を楽しんでいるかのようにしか感じられない、
夫の性格や人間性さえ疑い始めていた。
(どのみち、オレには関係のないことだ。夫に命じられてというよりも、
これ以上のことをしたらこの女がどうなるのか、オレにも興味がある。よし。)
和夫は香澄のオマ〇コの、より深いところまで拳が入るよう、身体の位置を変えた。
そして拳をねじりながらゆっくりと出し入れを始めた。
ジュボジュボという音が、飛沫が散る音に混じって聞こえてくる。
「あ、あ、あなた。凄い、凄いわ。こ、こんなの、こんなの、初めてよ。
あ、もっと、もっと、ジュボジュボって。ね、ねえ、もっと勢いよく。」
和夫は香澄の言葉に従って、拳の出し入れのスピードを速くした。
香澄の下半身から上半身がガクガクと揺れるように動き、
香澄は自分の首を自分で絞め始めた。
「ウッグッゥ。ウッゥゥェッェ。」
和夫の手に温かい液体がかかる。
(小便?こいつ、失禁しやがったのか?)
香澄自身、潮を吹いたのか、失禁したのかさえ分からない状態になっていた。
それでも口からは意味不明の言葉が連続して発せられている。
和夫はそんな香澄の反応に恐ろしさを感じ始めて、腕の動きを緩めた。