処女喪失-1
野田は、玲奈の身体にむしゃぶりつきたい欲望に駆られたが、ぐっと我慢をして、玲奈の身体を優しく触り続ける。
時折、ブラジャーの上から、玲奈の胸を揉む。
玲奈の身体を触りながら、
『玲奈ちゃん、オナニーは週に何回ぐらいするの?』
と、聞いてみる。
『2〜3回です。』
と、恥ずかしそうに玲奈が答える。
野田が、玲奈のブラジャーをはずす。
ほど良い大きさの、おっぱいが露わになる。
乳首は、ツンと勃っている。
おっぱいを揉んでも、玲奈は反応しない。
乳首を、舌で軽く舐めてみる。
ピクン、と玲奈の身体が反応する。
<オナニーの時、自分でで乳首も刺激しているみたいだ>
と、野田は思った。
玲奈の乳首を、左右交互に、舌で転がす。
玲奈は、声は出さないものの、シーツをギュッと握っている。
そして、パンティに手をかける。
すると、玲奈が、野田の手を押さえるように、手で遮ってきた。
『やめておく?』
と、野田が聞く。
『あっ、いいえ、すみません、大丈夫です。』
と、玲奈が答える。
思わず、反射的に手を遮ってしまったのである。
玲奈のパンティをゆっくり脱がせる。
けっこうな剛毛である。
そして、割れ目に指を這わせると、あり得ないほど濡れている。
“処女はよく濡れる”と、聞いたことがあるが、まさか、これほどとは・・・。
『玲奈ちゃんのオマンコ、見せてもらうよ。』
そう言って、野田は玲奈の両足を、大きく広げた。
玲奈は、これ以上ないぐらい、恥ずかしい思いをしていた。
『玲奈ちゃんのオマンコ、すごく濡れてるよ。』
と、野田が言う。
野田にいやらしいことを言われるほど、更に濡れてくるのが、自分でも分かる。
そして、野田が、玲奈の秘部を舐め始めた。
玲奈は、脳天まで痺れるような快感に襲われた。
『はぁ、はぁ、』
という小さな吐息が、玲奈の口から漏れてくる。
野田は、玲奈のクリトリスを優しく舌で転がしながら、膣の入り口あたりを、指で、こちょこちょ触る。
玲奈の秘部は、大洪水になっている。
野田の口から鼻にかけても、びっしょり愛液で濡れている。
『そろそろ挿れるよ。』
そう言って、野田はコンドームを被せる。
そして、一気に玲奈の秘部に挿入をする。
玲奈は、思わず、
『うっ』
と、声をあげる。
『大丈夫?痛い?』
『えっと、ちょっと痛いかも。』
ゆっくり野田がピストンを始める。
最初、野田のモノが入ってきた時は痛かったのだが、ピストンを続けられても、痛みはない。
それどころか、徐々に、痛みが治まってくる。
『痛かったら止めるから、言ってね。』
と、野田が優しく言う。
『大丈夫です、痛かったのは最初だけです。』
痛みと言うか、鈍痛のような感じはする。
それより、男性のモノで貫かれている感覚は、しっかり分かる。
『玲奈ちゃん、今、チンポを挿れられて、セックスしてるんだよ。』
そう言われて、玲奈は、ちょっと興奮してきた。
まだ気持ち良いという感覚はない。
だけど、セックスをしているという自分に、興奮してきている。
しばらくピストンを続けた野田が、
『あっ、イクッ』
と言って、射精した。
コンドームに、赤い血が付着していた。
玲奈には、あっという間の出来事だった。
セックスの気持ち良さなんか、まだ分からない。
でも、何かしら満たされた感覚が芽生えていた。