クラス会-3
「じゃぁ、改めて乾杯!」
恵の音頭で乾杯しさらに続く飲み会。20年ぶりに会った俺に近況報告をしてくれる。彼女たちは半年から1年に一回程度は集まって食事に行ったり、ちょっとした旅行に行ったりしているらしい。そして揃いも揃って独身で彼氏すら今はみんないないそうだ。独身という事もあり仕事はしていて恵は小さいながらも会社経営。明子、綾子、幸子の三人も役職のついた社員でバリバリ仕事をしているそうだ。
そしてすぐに男性遍歴の話に・・・
恵と明子はちょこちょこと彼氏を作っては別れるを繰り返し、今更面倒だからと結婚の意思はなく、時々エッチや旅行できる男がいればいいという性活のようだ。
綾子はおとなしめで控えめな性格は変わらない様で男の俺の前で、ましてや密かに想いを寄せていた俺の前でそういう話をするのははばかれるようで、もっぱら恵や明子がこれまでに聞いた話をかわりにしゃべる。綾子も付き合っていた男は数人いるようだが結婚までは到達せず、ここ数年は男を作ることさえ諦めているという。
幸子。俺の中ではあれだけ性欲が強かった幸子の事だから男のいない生活はしていないだろうと思いきや・・・
「幸子が一番少ないよね・・・そういう話。まぁ、これから二人でそういう話もするのかもしれないけど・・・この子、岡田君以外の男とSEXした事が無いんだから」
「ちょ、ちょっと恵っ・・・そんなこと言わなくていいからっ」
あわてて幸子が遮るも恵は止まらない・・・
「付き合った男はちょこちょこいるみたいだけど。体の関係になっても挿入だけは絶対にさせてないって・・・凄いよね」
「違うのよ・・・いざ、来るってなるとどうしても気持ちと体が拒否反応を起こしちゃっていうか・・・」
「それで何人の男とダメになったことか・・・」
「ちょっと、そんな言い方したら数十人規模っぽいじゃない4人だからね、4人」
「・・・じゃあ幸子と一つになったのは・・・俺だけ?」
黙って幸子は頷く・・・
「岡田君と幸子がちゃんとデキるのか私、興味津々なんだけどね」
その後も性癖などの下ネタ系が延々と続き・・・みんな相当呑んで酔いも回ったせいか綾子や俺も相当きわどい事を話すようになっている。
「なぁなぁお前らさぁ、こんなに下ネタ延々続けて濡れちゃったりしないの?」
4人は顔を見合わせて・・・
「少しは濡れてるに決まってるじゃない・・・そんなの後で拭くなり、オナニーするなりするだけよ。ねぇ?」
「そうそう」
「で?岡田君はどうなのよ?」
「えっ?俺?」
「私たちに聞くだけ聞いて、恥ずかしいこと言わせておいて自分は言わないの?」
「あ・・・まぁいろいろ想像してかなり起って、我慢汁が出てるかな・・・」
「男も女も一緒よ。エロい話をすれば体が反応するの・・・健全な証拠よ」
「ホントに濡れてるのか?4人で示し合わせてないか?」
「あー・・・岡田君・・・私たちにエッチな事しようとしてるんじゃないの?ホントに濡れてるのか?なんて、どう考えてもじゃあ見せろよとか、触らせろよって流れじゃない」
見事なまでに見透かされている・・・
「バレちゃったか・・・」
「ちょっと幸子、このオヤジに注意しなさいよっ」
「フフッ、そうね・・・明くん、触りたいなら触りたいってはっきり言いなさいよ」
「みんなOKなんだからっ」
「ええっ!? そうくるかっ?」
「そうそう、はっきり触りたいって言えばねぇ・・・私たちだって」
「さ、触りたいですっ!」
思わず言ってしまう・・・
「で、何を?はっきりと言いなさいよっ」
「え、えと・・・皆さんの、ぬ、濡れたオマンコを・・・触りたいです!」
「みんな・・・いいの?」
幸子を含め綾子まで頷く・・・恵が・・・
「みんな、いいってよ。それじゃあ場所変えようか?いつもの3次会の場所に・・・」
「いつもの3次会の場所?」
「4人で会った時はね、だいたい呑んだくれて乱れるから3次会はわたしの家で呑んで、のまま泊まってもらってるの。みんな土日は休みだから、下手したら日曜日までいるときもあるのよ」
「そうそう、恵は社長だから広いマンションに住んでるのよ。だから4,5人で行っても布団が無いだけでスペースは全然問題無いのよ」
「俺も行っていいのか?」
「だってここで私たちのアソコ触るわけにはいかないでしょ?」
「そ、そうですね・・・でも、本当に良いのか?」
「なによ?私たちをその気にさせておいて逃げるつもりじゃないでしょうね?」
「い、いや・・・そんなことは無いけど。こんな美味しい展開あっていいのかなって・・・」
「美味しいかどうかはまだ分からないじゃない・・・」
恵の意味深な言葉。
会計を済ませて恵のマンションへ向かう。ここからはタクシーで30分くらいだそうだ。5人は乗れないので幸子と俺は別のタクシーで向かう・・・