13 めぐみと後藤と(四)-1
後藤は、一度合体を解き、めぐみを、ベッドの上に横たわらせた。
鞄から、低反発枕を取り出し、めぐみの腰の下に入れた。
めぐみの腰が浮き、膣口に、再びペニスで挨拶をして、挿入した。
腰が浮いてる分、膣口とペニスが密着して、中腰の後藤の腰の動きに、
「ああっん、あん、いっ、いい」
と喘いでいた。
日本の48手でいう、つり橋という体位だ。
後藤は、腰を『の』の字に振ったり、『ふ』の字にふったり、『ぬ』の字に振ったりしながら、めぐみの様子を伺う。
「あん、あん、あん、あん、逝くぅ、逝っちゃうよう」
めぐみは、潮を噴いた。中逝きしたようだ。
後藤は、何度も責め、めぐみが、失神したので、寝かせる事にした。
朝、めぐみが、
「朗くん、おはよう」と微笑んでくれた。
「めぐみちゃん、おはよう」
「私、こんなに逝ったの初めて。」
めぐみは顔を上気させながら、後藤に抱きついた。
ラブホテルから出て、帰り道、
「こんなこと言うと、尻軽と思われるかも知れないけどね、私、朗くんと付き合いたい。付き合ってください。」
「こちらこそ、めぐみちゃんがそう言ってくれて、嬉しい。これからよろしくね。」
後藤とめぐみは、別れて帰宅した。
LINE
朗「慶太、朗だけど、任務完了。」
慶太「朗、済まなかった。ありがとう。これで、咲の寝取り返しと、敦士の婚約者 へのコンタクトに絞られた。」
朗「そうだね。」
GW(ごーるでんういーく)、慶太は、咲に、餌を撒くことにした。
咲との共通の友人に、めぐみと別れた事を流した。
最初に反応したのは、池端。
「お前、ふざけんな!」と一発貰った。
その一週間後に、慶太に電話が入った。
「久し振り、私だけど。」
「うん。」
「元気にしてた?」
「どうしたんだよ。」
「去年の事、謝りたくて・・・それと、相談したい事があって・・・」
「うん。」
「時間取れるかな?」
「来週の日曜日の昼なら、空いてるけど・・・」
「うん、その日でお願いします。」
「分かった」
後藤の言う通り、咲からコンタクトがあった。