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任務中なのに〜アパート張り込み編〜
【レイプ 官能小説】

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羞恥のカラダ-1

第三月曜日、当日。捜査課に朝7時に盗聴器設置任務の捜査官達が集まる。アジトの男がコンビニに行くのは、昼前の11時過ぎだが念の為、8時には現場で待機するのだ。

アパートの管理会社から制服を3人分借り、緒方と開錠、盗聴器の専門の捜査官達が着込む。

コンビニでアジトの男の動向を監視する担当の山田は若い今風の服装でコンビニ駐車場で監視する予定だ。コンビニ駐車場の場所取りに既に他の捜査官が車で待機している。

コンビニとアパートの間を監視し不測の事態に対応する担当の捜査官は念の為カジュアル系の私服で待機する。後にコンビニの場所取りの捜査官も加わる。

アジトの監視•盗聴器設置任務の監督をする悠子の服装は、下はチェック柄の膝上のスカート、余り透けて無いパンスト。上はベージュのブラウスに紺色の薄い上着。櫻井の所に遊びに来た女友達風だと説明した。

悠子は、

『管理会社のアパートの保守点検を装いアジトに侵入、盗聴器の設置を行う。』
『ただ、過去の事例からアジトの中は侵入を阻む仕掛け、扉やドアが増設されている可能性が高い。』
『盗聴器設置班、緒方さんは状況を逐一報告して下さい。』
『アジトの男の動向監視をしている担当官もこまめに報告して下さい。』
『全員で連絡を取り合い実行して行きましょう。』

と言うと緒方を含む全員が返事をする。続けて悠子は、

『設置に思いの外時間が掛かった場合や予想外のトラブルも想定して、不可能と判断したら中止も有り得る。』

と言うと全員頷く。ミーティングが終わりそれぞれ現地に向かう。悠子は、山田がアパート近くまで送ってくれる事になっていた。

山田が横に乗ってきた悠子を見て、

『可愛いですよ、主任!』

と微笑んで言う。悠子は、

『上司からかうな!』

と山田の頭を小突く。山田は笑いながら悠子がシートベルトをすると車を出し、

『主任の可愛いさに櫻井さんも惚れるかも。』

と軽口叩く。悠子は、

『何言ってんの!』

と笑いながら、

【この服装で良かったかな?】
【軽装過ぎた?】
【それとも櫻井に何かされる事を期待しているのかしら、私。】

【最近、櫻井に何されても許す自分がいる。】
【私の方がより櫻井に会いたがっているのかな。】

と思った。悠子は気になっている事を山田に聞いて見た、

『山田君は、櫻井さんと仲良くしてるの?』

と言うと山田は軽快なハンドル捌きで左折しながら、

『はい。親しくさせて貰ってます。』

と隠す事無く言う。すぐに慌てて、

『もちろん、捜査官と協力者の範疇は超えて無いです。』

と急に真面目な顔をする。悠子はそんな様子の山田を見ながら、

【思っ切り、怪しいな。】
【多分、かなり余計な事喋ってるわね。】
【まあ、良いわ。櫻井も山田君を気に入ってる様だ。】

と微笑む。山田の運転する車は櫻井のアパート近くで止まり、悠子を降ろすとコンビニの方に向かった。

悠子は少し時間を調整して決められた時刻に櫻井の部屋をノックした。すぐに櫻井がドアを開けてくれる。

悠子はドアを閉めて、他の捜査官が居るので他人行儀に

『お世話になります。』

と言うと櫻井が

『どうも。』

と返す。悠子は張り込み部屋の引き戸をノックすると返事があり開いた。捜査官瀬戸と挨拶し簡単な引き継ぎを済ませる。

悠子は櫻井の所へ行き、

『今日はこちらの6畳の部屋をお借りします。よろしいでしょうか?』

櫻井は、

『ええ、聞いています。』
『どうぞ、使って下さい。』

と返してきた。悠子は礼を言い、瀬戸に6畳の部屋に監視カメラの移動を頼む。

悠子が6畳の部屋の窓からアジトの監視をしている間に、瀬戸は襖を開け、監視カメラのコードを三脚の上の機器から外し、襖の穴からも外すと三脚を6畳の部屋に置くと監視カメラのコードを繋ぎ襖を閉める。

悠子は瀬戸に礼を言い、瀬戸は悠子と櫻井に挨拶して出ていく。悠子は、窓を閉め監視カメラのハンディカムの画面を見ながらインカムのスイッチを入れ、

『こちら、篠山。これからインカムの確認の為点呼を取ります。』

と言い緒方に、

『緒方さん、インカム良好ですか?』

と聞き緒方が、

『良好です。主任、良好ですか?』

と返事し聞き返す。悠子は、

『緒方さん、良好です。』

と返す。これを全員分行い最後はさっき出て行った瀬戸だった。櫻井は、それを面白そうに見ていた。

櫻井は悠子の点呼が終わると、

『今は、聞こえて無いんだろう?』

と聞く。悠子は、

『ええ、インカムの通話スイッチは入って無いわ。』

と言うと櫻井は悠子の耳に付けてあるインカムを覗き込み、

『この突起がスイッチか?』

と尋ねる。悠子は、

『そうよ。』

と言うと楽な姿勢にして座る。櫻井が

『盗聴器が上手く仕掛けられたら、すぐに悠子は帰るのか?』

と聞く。悠子は、

『そうよ。機器に異常が無いのを確認したら帰るわ、1時間後くらいかな。』

と言いながら三脚の近くに有る小型電話機位の大きさの機器を見つめる。その機器にも監視カメラのコードと一緒に窓の穴を通されたコードが接続されている。櫻井は、

【盗聴器から受信した音を録音する機器だろう。接続されたコードはアンテナからの物だな。】 
【昨日、山田と緒方が来て置いていった物だ。】
【監視カメラのコード用に開けた窓の穴にコードを足してまた塞いでたな。】

と思った。櫻井は台所に行き、お湯を沸かしコーヒー豆を電動ミルで挽くと沸いたお湯でドリップする。



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