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父娘夫婦
【父娘相姦 官能小説】

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父娘夫婦-13

13. 父母の想い出
 真っ白になり掛けた脳に、幼い夜の想い出が蘇る。
 未だ小学校に上がる前、母の泣き声で夜中に目を覚ました。一緒に寝ていた母が、隣の父の布団の中で父に組み伏せられて、うめき声を上げていた。
(大変だ、お父ちゃんがお母ちゃんを苛めている)
停めに入ろうとしてためらった。いつも仲良くしているお父ちゃんが、お母ちゃんを苛めるわけがない。ただの喧嘩とは違う雰囲気を感じて、寝たふりをした。
 朝食に、お父ちゃんの食事に卵が一つ余分に付いていた。お母ちゃんは、浮き浮きと機嫌が良い。ああ、お父ちゃんとお母ちゃんはセックスしていたんだ。小学校の四年生になって、男と女が好きになると、セックスしていい気持ちになるということを知った。
 いつも母は、父のことを文句ばかり言って父がかわいそうだと思っていたけれど、事件が起きると幾日も寂しい夜を過ごす母の、父への甘えだったのだ。床上手な父に愛されて、母は幸せだったに違いない。
「お母ちゃん、麗子は幸せせよ〜、お父ちゃんとこの児と三人でいい家族を作ります・・・お父ちゃんがそっちへ行ったら、又二人で仲良くしてね。それまでは私に任せてちょうだい。ありがとう、お母ちゃん」
                             (ごきげんよう)


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