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小松原常務の道楽3
【OL/お姉さん 官能小説】

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カップル喫茶-1

ホテルを出て、さっき美紗が入った雑居ビルに入って行く。

エレベーターで4階に上がり、何の看板も出ていない扉の前に向かう。
インターホンを押して、予約した旨を伝え、中に入る。

中は薄暗く、黒いカーテンで、所々覆われている。
受付で、身分証明書を提出する。

入場料を払う。
どうやら、一人来るか、カップルで来るかで、料金が違うようである。

小松原たちはカップルで来たので、5,000円を払っている。
どうやら、女性1人だと、無料。
男性1人だと、18,000円取られるようだ。

注意事項を聞かされる。
そして、手荷物はすべてロッカーに預けさせられ、バッジを渡される。

赤・・見学のみ  緑・・初心者  青・・セックス可  黄・・見られることのみ可

真紀子は訳が分からない。
小松原は、赤を選ぶ。

中に進むと、カウンターがあって、先客が2人、お酒を飲んでいる。
とにかく薄暗い。

真紀子と小松原も、お酒を注文する。
このお酒も、女性1人で来店した場合とカップルで来店した場合は、無料のようだ。

奥の方の部屋で、女性の喘ぎ声が聞こえる。

どうやらセックスをしているようである。

カウンターの中から、中年のオバサンスタッフが、
『ここ初めてですか?』
と聞いてくる。

『真紀子君、服を脱いでブラジャーとパンティだけになりなさい。』
『え、、ここでですか?』

『ここは、そういうところだよ。』
気が付くと、カウンターに座っている客が5人に増えていた。

その5人が見守る中、真紀子はゆっくり服を脱ぐ。
小松原以外にも、5人の客が、真紀子の肢体を凝視している。

ブラジャーとパンティだけになって、またカウンターでお酒を飲む。

カウンターの中年オバサンが、
『奥でセックスしてる時は、見に行ってもいいんですよ。』
と言う。

真紀子は、小松原と恐る恐る、奥へ進んでみる。

奥には、ちょっと大きめの部屋に、布団が3組、敷かれていた。
その一番端の布団で、女性がセックスをしている様子が、薄暗い中で、辛うじて見てとれる。

よく見ると、男性は2人いる。
女性が四つん這いになって、バックから挿入され、口でもう1人の男性のイチモツを咥えている。
上と下の、両方の口で、男性を感じているのである。

女性は、苦しそうながらも、Eカップはあると思われる巨乳を前後に揺らし、恍惚の表情をしている。

真紀子は、思わず、
『気持ち良さそう。』
と、思った。

だんだん薄暗さに慣れてくると、その3人の様子が見えてくる。
よく見ると、その女性は、美紗だった。

美紗が、2人の男性のイチモツを、上と下の口で味わいながら、感じている様子を見てしまった。

ちょっと見ていると、今度は騎乗位になって、美紗が1人の男性の上にまたがって挿入している。
そして、もう1人の男性は立って、美紗の横にたって、その男性のイチモツを美紗が口に含んでいる。

美紗の方からこちらは逆光になるので、たぶん、美紗は、真紀子に気づいていないだろう。

カウンターに戻って、また席に座る。

あまりに衝撃的な光景で、真紀子は心臓がバクバクしている。

『さっきのセックスしてる女性だが、、、』
『はい、美紗でした。』

『そうか、彼女たちがセックスを終えて、ここに戻ってくると、顔を合わせることになってしまうね。』
『あっ、そうですね、、ホテルに戻りませんか?』

2人は、また来ます、と言って、店を出る。

ホテルへ歩きながら、真紀子は思った。
『こんな世界があるのか、、、』

世の中、まだ知らないことばかりだ、と真紀子は痛感した。

少なくとも、セックスをしているところを見られて興奮するのは、自分だけじゃないということが分かった。
あのような店がある、ということは、見られて興奮する女性は、けっこういるのだろう。


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