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小松原常務の道楽3
【OL/お姉さん 官能小説】

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札幌出張-1

翌日、またいつものように、常務の部屋で仕事をする。

白いブラウスに、白いブラジャーが透けるように、これも常務の小松原の趣味・趣向なので、それをしっかり守っている。

最近、だんだん小松原の細かな趣向も分かるようになってきた。

小松原は、まず白くて、ホックが2段のブラジャーが好みのようだ。
フルカップではなく、2分の1カップもしくは4分の3カップのブラジャーが好きらしい。

あと、パンティは、Tバックや紐パンなどは好まず、ごくごく普通のサイドが細くなっている、ノーマルなパンティが好みのようである。

ストッキングは、ナチュラル、いわゆる肌色が好みで、黒いストッキングとかは、興味を示さない。

なるべく、小松原の好みに合うように、下着を選んでいる。

役員会議が終わり、小松原が部屋に戻ってくる。

小松原にお茶を煎れる。

『ありがとう。真紀子君は、今日も綺麗だね。』
と、小松原が言う。

小松原は、秘書がお茶を煎れるのが当然とは思っていないようで、真紀子がお茶を煎れるたびに、毎回欠かさず、ありがとうと言う。

そして、お世辞でも、綺麗だね、と言ってくれる。
例えお世辞だと分かっていても、綺麗だねと言われて、不愉快な思いはしない。

『真紀子君、来週の月曜日、朝の10時台の飛行機で、札幌行きの切符を取ってくれ。あと、すすきの周辺で、ホテルを2泊、一緒に頼む。』

どうやら、札幌に2泊で出張のようだ。
札幌は、真紀子が初めて、小松原に、おっぱいを好きにされた地である。

ある意味、思い出深い場所でもある。
真紀子は、その時と同じホテルに部屋を取った。
いつも通り、真紀子はシングル、小松原はデラックスで部屋を予約する。

翌週、真紀子は小松原と、羽田から札幌へ飛ぶ。
新千歳空港から、タクシーで、直接、札幌支社に向かう。

その日は、精力的に仕事をこなし、夕方になって、ホテルにチェックインをする。

今日は、お昼ご飯を食べていない。
お腹がペコペコなので、すぐに外に食事に出る。

とあるビルの2階にあるジンギスカンの店で、ビールを飲みながら、お腹いっぱい羊の肉を堪能する。
真紀子が、ふと窓越しに外を見ると、向かいの雑居ビルに、若いカップルが入っていくのが見えた。

真紀子が驚いたのは、その女性の方が、先日、女子会を一緒にやった美紗だったからである。

見間違いか、、いや間違える筈がない。

『真紀子君、どうした?』
小松原が聞いてくる。
『いえ、今、あちらの雑居ビルに入って行った女性が、どうも同期の緒方美紗さんだったような気がして。』

『見間違いの可能性は?』
『ないと思います。』

でも、なぜこんなところに居るんだろう。

『今日、仕事は休んでるのかな?』

同じく、女子会に来ていた真奈美にメールで聞いてみる。

『美紗ね、明日まで、有給取ってるみたいよ。』
やはり、あの女性は美紗だったのか。

『真紀子君、あの雑居ビルだが、風俗店がたくさん入っているビルだよ。』

風俗店、、、、真紀子は、少ない知識で妄想をする。

『風俗店だから、そこで働く女性が、男性のために奉仕をする店だね。』
『でも、カップルで入って行くというのは、、、』

『そうだね、考えられるのは1つだけかな。』
真紀子には、さっぱり分からなかった。

いったん、ホテルに戻り、真紀子を部屋に呼び、ブラジャーとパンティだけの格好で、お茶を煎れてもらう。

『常務、さっき言われていた、カップルで入る風俗店というのは、どんなものなのでしょうか?』
『興味あるかね?』

『ちょっとあります。』
『じゃあ、行ってみるかい?』

小松原が、スマホでさっきの雑居ビルの住所などを入力して、何かを検索している。

そして、
『あった、、たぶん、これだな。』
と言いながら、その店に電話をしている。

『はい、これからです。分かります。これからですと、20分ぐらいで行けると思います。』
などと話している。


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