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人妻牧場
【SF 官能小説】

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マスターがキングになる-1

マダム友香は、マスターの良き理解者であり、マスターのお世話をする他の二人の女性、
茜と莉奈のお姉さん的存在だッ 二人には、厳しく貴重種を管理する事を教えて来た、
自分の性欲を抑えてでも、貴重種の為に、体を求める事を時には、控え、貴重種に求められても
断らなければいけない時は、ちゃんと断れる事を徹底して教えて来た。

そんなマダム友香は、二人からの信頼も厚い、最近、茜の体調が少し悪そうだと、友香は
感じて、セックスやマスターのお世話を控えさせている、マダム友香は、二人を部屋に呼んで
言った。

「茜ッあなた少し、体調が良くないみたいね?」
「少し体が熱っぽく感じて、体が重たいですかね」
「妊娠したんじゃないの?」
「エエッもぅ42になるんですよッまさかぁ〜」
「あなた一人産んでいるんでしょ?」
「若い時に一人産んでいますが、覚えていませんね体調まで」
「どちらにしても、センターに行って調べてもらいなさいよ」
「そうですねッ」
「莉奈ッ 茜が抜けることになっても大丈夫なように覚悟しておきなさいよ」
「ハイッそれは勿論ッ」
「後・・・茜が妊娠となったらマスターのお世話を他に選ばないといけないからね」
「その為の、準備もしておいてね」
「判りました」
「マスターにストレスは厳禁ヨッ」
「ハイッ」

友香は二人に話を終えると、マスターの所へ向かった。
茜は、出産センターに検査へ行き、莉奈は元管理官の名簿から空きのある管理官を調べた。

「マスターよろしいですか?」
「友香ッセックスしたいのかッ?」
「それはしたいですけど今は違います(笑)」
「何だぁ〜友香なら何時でもしたいのにぃ」
「ありがとうございます」
「前からお願いしている通りに、後3人、最低お世話係をお選びください」
「3人ではダメなのか?」
「一般貴重種でも5名いるのにマスターが3名ではお世話係が少なすぎます」
「私を抜きで5名は居ないとマスターなのに・・・」
「そうなのか?」
「ハイッマスターは7名のお世話係が基本です」
「私は少ないなッ(笑)」
「ですから、友香は前から申し上げています増やすように」
「またぁ〜直ぐに友香は私を叱る」
「叱ってませんよッお願いしているんです」
「少し、茜の体調も良くないのでこの際、大量にお決めください」
「そうかっ 茜と莉奈にも負担を掛けているのか」
「ええッ その為にも、今、莉奈に名簿を作らせていますから、お選び下さい」
「友香と一緒に選ぶなら選ぶか(笑)」
「ええッマスターのお手伝いなら友香は喜んで一緒に選びますよ」
「ならッ持って来てくれ名簿ッ」
「ハイッ」

友香がお願いしていた事を、やっと茜の体調が悪いと聞き、決める事を決断した、マスター
元々、他のマスターには、7〜10名の身の回りをお世話する、女性が居るのが普通だッ
それを3名で、してきたのだ、一般貴重種よりも少ない人数で、良くして来たと思う。
友香は、莉奈に名簿を早く作るように言った。
マスターが選ぶ気になっている間に、決めたいと思った。

友香は、莉奈が提出した、名簿をチェックしながら、〇を着けていく、
「マダム友香ッ何をされているんですか?」
「マスターの好みの女性を選んでいるのよ」
「全員を見せないんですか?」
「どうせ、マスターは友香や茜、莉奈に似た女性ばかりを選ぶんだから」
「その中に私のお薦め女性を含めて、選んでもらうの」
「なるほど・・・それで何人選ぶんですか?」
「最低5名、本当は7名は選んで欲しいわね」
「大量採用じゃないですかぁ」
「あなたッマスターなのよッ 他のマスターは10名はお世話係が居るのに7名でも少ないわよ」
「そうですよね(笑)」
「茜が妊娠していたら、抜けるし、男の子ならマスターでなく、キングになるのよ」
「キングってぇ〜、世界一位じゃないですかぁ〜」
「その位のマスターのお世話している自覚、持ちなさいよッ」
「なら、7名でも少ないですね(笑)」
「マスターがキングになったからとお世話係を増やすと思う?」
「それは無いですね(笑)」
「だから今しか、ないのよッ」
友香は、先を考えて、今回のお世話係増員で、茜が抜けても大丈夫な体勢を取りたかった。
当然、自分の大好きなマスターがキングに昇格しても恥ずかしくない、人数を揃えたかった。


マスターと呼ばれる貴重種が、日本国には6名いるのだが、マスターと言う呼び名は
世界共通の呼び名だッ、日本国での正式な呼び名は、超貴重種だがマスターで通じる。
世界基準だと5名の自然分娩のマスターが世界で2名いるので、最高なのだが、6名なら
単独世界一位となり、キングの称号が与えられる、現在キングと呼ばれる超貴重種は存在しない。

その可能性が、今、茜の結果次第により、誕生する可能性が高いのだッ
それを友香と莉奈だけが、今、知っている。

マスターには、全てが判明し、準備が整ってから知らせたいと、友香は考えていた。
余計なストレスを掛けたくないと、思っているからだが、世界的ニュースになると嫌でも
マスターのストレスが高くなることは、間違いないので、その時に友香は側にいて、面倒を
観てやりたいと考えていたのだ。


友香は、大量の名簿と資料を準備すると、マスターの部屋へ向かった。




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