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無人島性活
【ハーレム 官能小説】

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救助-3

現地の警察署で事情を説明した後
エイジは日本大使館へと
連れて行かれようとしていた。

「彼女たちは?
彼女たちはどうなるのですか?」

「そうですね…
取り調べが終われば
各国の大使館が迎えに来ると
思います」

「もう
ココでお別れなんですか?」

エイジと五人は抱き合い
涙が溢れ落ちる。

ケイティが泣きながら

「エイジ!いや!
一緒に行きたい!
私達も連れて行って!」

「そうよ!エイジと一緒に居たい!」

皆が涙を流し
エイジにすがりつく。

エイジも彼女たちも
涙が止まらないが
大使館員に促され
彼女たちから引き離される。

つらい別れとなる。

日本大使館で手続きをして
10ヶ月ぶりに帰国するのであった。

飛行機の中で
嬉しいはずなのに
涙が溢れる。

エイジは彼女たちの事が
頭から離れない。
もう会えないのかと思うと
泣きじゃくってしまう。



飛行機が成田空港に到着する。
両親が待つ日本に
帰ってきた。

エイジはうつ向きながら
両親の待つ部屋に通され
二人とも涙を流し
迎えてくれた。

念のため検査のために
病院へと促される。

扉の外に出ると
多くの報道陣が
エイジにフラッシュを浴びせる。

「エイジさん!
10ヶ月もの間どうやって生きて居られたのですか?」

驚くエイジ
遭難してから日本では
両親が捜索願いを出し
日本国中のニュースになっていたのだ。

それが
現地警察のヘリコプターに発見され
もしかしたら
生きているのかもしれないと
ニュースになっていた。

エイジは会釈をして警備員に守られ
検査のために病院へと搬送される。

大事をとって検査入院をして
二日後に退院する。

10ヶ月ぶりの実家
自宅の前には報道陣が待ち構え
テレビでは毎日のように
エイジの話題が報道された。

自宅の電話が鳴り止まない。

その電話の中に
会社からの電話があった。
表彰するので
出社するようにとの事だった。

「クビになってなかったんだ!?」

エイジは
今や時の人となり
会社もクビにするはずもなかった。

数日後
会社の人たちに保護され
車に乗り込み出社すると
社長から直々に表彰される。

(何だろう?
サバイバル賞?)

エイジは鼻で笑ってしまう。

表彰なんかより
皆と会いたいと思うのであった。


会社の用立てで
記者会見が開かれる。

記者から色んな質問が
飛び交うが
エイジは五人の事には触れず
簡単に島の事を話し
迷惑を掛けた事を詫び
深く頭を下げ
会見を終わらせる。


二ヶ月後
会社内でエイジに
話が舞い込んでくる。

会社とは関係無いところで
無人島サバイバルの事を
本にしないか
と言う内容だった。

エイジは
あまり興味が無かったが
五人の事を思い出すと
何かに訴えたくなり
二つ返事をする。


本が出版され
飛ぶように売れていく。
日本国中のニュースだったのに
内容は国民に知らされて
いなかったからだ。

遭難したこと
五人の女性と協力して
生き抜いてきたこと

エイジの本に日本中が
興味を示したが
その本の事でいざこざができ
会社を辞めてしまう。

エイジは
心に穴が開いたように
毎日を家で平凡に暮らしていた。


ある日、連絡があり
本の印税が振り込まれる。

見たこともない金額が
通帳に記載されていた。
驚きはしたが
エイジの心の穴は
塞がらなかった。

本が出版されてからは
五人の女性たちとの
ロマンスを聞き出そうと
報道陣が押し掛けて
来るようになった。

エイジは
都内にマンションを購入し
そこに隠れて住むようにした。

都会のジャングルで
身を潜めるように
姿をくらます。


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