思いがけない出来事 1-5
「???」
目のまえに極太ペニスを突き出された美奈子は、驚きを隠せなかった。
「ど、どうしたの?いったい、この、この、ペニス。す、凄いわ。
ねえ、いったい何をしたの?」
「もう細いなんて言わせないぜ。どうだ?」
「あ、ああ、ウソみたい。こ、こんなペニス……。
ね、ねえ。どうしたの?この太さ。この張り。
ああ、ドクンドクンって脈打ってるわ。
ね、ねえ、握らせて……。ああ、そうだったわ。無理だったわね。
ああ、だったら、せめて、ああ、そうだわ。ねえ、お口に、お口に咥えさせて。
ああ、オマ〇コにも、アナルにも、すぐに入れて欲しいけど、
まずはお口で試してみたいわ。」
美奈子はうっとりした目で大輔を見つめ、パックリと口を開けた。
そして大輔を誘うように、舌先をチロチロと動かした。
大輔は美奈子の口めがけて腰を突き出していく。
大輔の極太ペニスは美奈子の唇を押しのけるようにして中へ入り込み、
そのまま喉の奥へと進んでいく。
美奈子は喉の奥の方まで広げて大輔のペニスを待ち受けた。
美奈子の口の中の隙間がすべて埋め尽くされ、
呼吸するのも大変なほどの太さと容積だった。
「グゥェッ、グゥェッ カポッ カポッ。」
大輔はゆっくりと腰を動かした。
(一気に喉奥を突いたら大変なことになる。喉の奥には当てる程度にしておこう。)
そんな自覚だけはあったのだ。
それほど、大輔自身が恐怖を覚えるほど、
大輔のペニスは硬く、太く、そして長かった。
しばらく腰を動かした後、大輔はゆっくりと腰を引いた。
美奈子は何度か嗚咽し、口の端からだらだらと粘り気のある唾液を垂らしながら、
深呼吸を繰り返し、呼吸を整えると大輔に言った。
「ああ。ねえ。堪らないわ。
ああ、お願い。もっと舐めさせて。
先っぽの方から付け根の方まで。
ああ、さっきみたいに、玉玉もしゃぶらせて。
ううん。喉の奥まで思い切り突いて欲しいくらいだわ。」
美奈子はうっとりした目で大輔の顔とペニスを交互に見ている。
(こんなにも、こんなにも、女の反応は変わるものなのか。
田辺さんも、いや、美奈子自身、テクニック云々と言っていたが、
やっぱり太さや硬さが大事なんだ。
硬さは目には見えないけれど、見ただけでわかる太さは女にとっては重要なんだ。)
大輔は試しに聞いてみた。
「なあ、美奈子。太いペニスと長いペニスだったら、どっちを選ぶ?」
「やだ。まだそんなことに拘ってるの?
どっちでもいいじゃないの。そんなこと。」
「どっちでも良くないさ。
だって美奈子自身が、オレの子の語気うぶとペニスを見た瞬間から、
反応が全く違うじゃないか。」
「そっか。そうだよね。
だって、余りも急激な変化なんだもん。
そっか。太さと長さか。
太くて長いペニス、なんて言ったら答えにならないんだよね、きっと。」
わかった。あのね。じゃあ、正直な話をするからね。」
美奈子は大輔のペニスを舌先でペロリペロリと数回舐め回した後、
大輔にわかってもらいたい気持ち一杯で、
言葉を選びながらゆっくりと話し始めた。
「あくまでもわたしの考えだけど……。
わたしの理想はね……。
太くて長くて硬くて……あ、人によっては曲がってて。カリがデカくて……。
って、色々あるみたいだけど……。
本当のところ、わたしはどうでもいいの。」
どうでもいい、と言い放つ美奈子の言葉が、大輔には俄かに信じられなかった。
(どうでもいいんだったら、なんで急に反応が変わるんだよ。
お前がぶっ太いペニスが大好きだってことはバレバレなんだよ。)
「う〜ん。誤解されるかなあ。
あのね。相性。それと……その時の気分。
でも、やっぱり、それ以上にテクニックなのかなあ。
ペニスの個性を生かして、相手の特性に合わせることのできるテクニック。
腰の動きだったり、ピストン運動の速さだったり、角度だったり。
愛撫だとかキスだとかムード作りとか、シチュエーションも大事だし。
そういうもの全部含めてのテクニックなの。
そんなものが揃っていたら、どんなペニスだって、
入れてもらっただけでいっちゃうかも。
太いからいいとか、長いからいいとかじゃないと思うの。」
美奈子の言葉は大輔にはわかったようで、わからなかった。
「それってつまりは熟練度なのか?」
(だったら、長くて、若くて場数も少ないオレにはどうしようもないじゃないか。)
「そうね。場数を踏んで、慣れているっていうことも大事よね。
その中で身につけていく、自分の良さを生かすテクニック。
そして良さを発揮するためのテクニックだわ。(天性もあるけど……。)」
美奈子は真奈美を思い浮かべながら思った。
「……。」
父親譲りなのか、美奈子の言葉は、
いつの間にか、セックスについて語るというよりも、
生き方そのものについて語っているかのようだった。
「でかきゃいいってことじゃないってことなのか?」
「そうね。大きさばかりに拘る男って、バカみたい。
わたしには経験無いけど、真珠とか入れて自慢してる人って、いるんでしょ?
でも、それだって、テクニックが無きゃ、宝の持ち腐れだと思うの。」
大輔は頭に、自分の先輩である、ある人物を思い浮かべていた。
(山下さんって、確か真珠入りとか言ってたっけ。
自慢する割には、相手の女が長続きしないのはそういうことか……。)