いよいよ札幌出張で-1
そして翌週、
『明後日から、札幌に出張だけど、飛行機とホテルの手配は大丈夫だね?』
と、小松原が、真紀子に確認する。
『明後日、札幌に着いてから、例の約束、履行してもらうよ。』
と、小松原が言う。
真紀子は、
『ついに来た。』
と、思った。
出張の朝、10時に羽田空港で、真紀子は小松原と合流した。
今回の出張は2泊である。
新千歳空港からタクシーで、札幌市内へ向かう。
ホテルに向かう前に、まずは二条市場で、海鮮料理を食べる。
それから、散歩がてら歩いて、すすきののホテルへ向かう。
時間は14時をちょっと過ぎた頃。
15時30分に、同じすすきのにある札幌支社に顔を出すことになっている。
部屋で、少しゆっくりする時間はある。
チェックインを済ませ、キーをもらって、部屋に向かう。
エレベーターの中で、
『部屋に入って、一息ついたら、私の部屋に来なさい。』
と、小松原が言う。
真紀子の部屋は、普通のシングルルーム、小松原はデラックスルームである。
部屋に入って、
『ふ〜〜、ついに来た。』
と一息ついて、ベッドに座る真紀子。
この後、常務の部屋に行ったらどうなるか、それを考えると不安半分、そしてちょっと期待もあった。正直、真紀子は飢えていたのも事実である。
真紀子は若い男たちにモテるタイプではない。
それは、真紀子自身も分かっている。
しかし、常務の小松原は、そんな真紀子を、真面目で良い子だと言ってくれる。
真紀子の、おっぱいを自由にしたい、と言ってくれた。
それは、正直、ちょっと嬉しかった。
意を決して、真紀子は化粧を直し、歯を磨いて部屋を出た。
エレベーターで、最上階へ向かう。
そして、小松原の部屋をノックする。
ほどなく、扉が開く。
『どうぞ。』
と、小松原は、真紀子を部屋に招き入れる。
真紀子は、小松原の部屋があまりにも広いので、びっくりしている。
『服を脱いで、上半身、ブラジャーだけになって、こっちに来なさい。』
と、小松原が言う。
一気に、羞恥心に襲われる。
ただ、約束は約束である。
真紀子は、ジャケットを脱ぎ、そして、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、ブラウスも脱ぎ始める。
ブラウスの下は、白いブラジャーである。
下は何も脱がず、そのままである。
今日の真紀子は、白いブラジャーとパンティ、そして肌色のパンストをはいて、スカート、という服装である。
上半身、ブラジャーのまま、ベッドのそばまでいく。
そして、小松原に促されるまま、ベッドに横になる。
小松原は、カーテンをひき、出来るだけ部屋を暗くしている。
こういう気遣いを、真紀子はうれしく思っていた。
ベッドの中で、真紀子は固くなっていた。
小松原の手が、背中にまわる。
そして、ブラジャーのホックが外された。
大きすぎない真紀子のおっぱいは、形が良い。
そして何より、乳首がピンと尖っている。
色はちょっと黒く、尖った乳首をしている。
小松原の経験上、こういう乳首は、非常に感度が良いことを知っている。
まずは、真紀子のおっぱいを軽く揉んでみる。
真紀子は、じっと目を閉じている。
そして、乳首を口に含んでみる。
真紀子の体が、ピクンと反応する。
『やはり、感度は良さそうだ。』
小松原は、そう思いながら、真紀子の乳首を舌で転がす。
おっぱいを揉みながら、乳首を舐める。
真紀子は、眉間にしわを寄せて、声を殺している。
30分ほど、真紀子の乳首を堪能して、札幌支社に行く準備をする。
真紀子は、一度、部屋に戻る。
15時10分、1階のロビーで待ち合わせて、小松原と真紀子は、タクシーに乗り込む。
その日、仕事を終え、会食も済ませ、ホテルに戻ってきたのは、夜の9時過ぎだった。
フロントでキーをもらって、エレベーターに乗る。
『シャワーを浴びて、すっきりしたら、私の部屋に来なさい。』
『はい。』
真紀子は部屋に戻り、シャワーを浴びる。
シャワーを浴びながら、いろいろ考える。
この後、また常務に、乳首を舐めたり吸われたりする。
ちょっと期待している自分が、イヤになる。
昼間、常務の前で、上半身をさらけ出すのは、顔から火が出るほど恥ずかしかった。
しかし、常務に乳首を舐められた瞬間、全身に快感の電気が走った。
男の人に乳首を舐められるのは、大学4年の時以来である。
その時は、なんだか、くすぐったいだけで、気持ち良いという感じは、あまりなかった。
しかし、常務に優しく舐められた乳首は、真紀子を淫微な世界へ誘ってしまった。
快感に襲われ、声を出さないよう、我慢するのに必死だった。
感じてしまって、声を出すのは、あまりにも恥ずかし過ぎる。
時間にして30分に満たなかったと思うが、もっと触って欲しいという気持ちが芽生えてしまった。
ふと気づいたら、真紀子は、いつもより丁寧に、股間を洗っていた。
無意識のうちに、セックスを期待している自分に、ちょっと自己嫌悪に陥ってしまう