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無人島性活
【ハーレム 官能小説】

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畑仕事-1


翌朝、全員が
日の出と共に目を覚ます
海は大潮で満潮だ
エイジは大漁を願う

散乱していたオレンジような
果物の皮を拾い集め天日に干す
そらから全員で畑に向かう

畑の雑草を綺麗に取り除き
野菜の茎に土を被せてやり
水をかける
そして新しく畑を広げていく
こんもり土を盛り上げて
日本式農業の畝(うね)を作る

お昼頃
みんなで小屋に戻る
エイジは祈るように海を見る
海の潮は引いていて
罠が海面から出ている

罠を覗く
そこには
大きな魚がたくさん入っていた

「大漁だ!!」

全員で籠を持ち
どんどん魚を捕まえる
種類も豊富だ

スズキ、鯛、鯵
見たこともない魚までいる

みんなが大騒ぎで
魚を籠に入れ海岸まで運ぶ
五個の籠にいっぱいの魚が捕れた

エイジは
数日かけて編んだ網を持ち出し
岩礁周辺に沈めた
竹笹に向かう

4人で網を持って
竹笹を静かにすくい
網で包み込むように持ち上げ
揺さぶる

すると竹笹の中から
小エビがいっぱい落ちてくる

「こっちも大漁だ!」

海老を籠に流し入れ
竹笹は再び海に沈める


6人が食べきれない程の
魚と小エビが捕れた
小エビは籠に入れたまま
石を入れて海に浸けておく

大きな魚を数匹捌いてから
焼いて塩を振り
ヒラミレモンを搾って食べる

みんなが
お腹いっぱい食べる
もう食べきれないといった
顔をしている

食べ終わるとエイジは独り
残った魚を海辺で捌き海水で洗い
内蔵は罠の中に捨てる
魚は開いて
薪小屋の梁に陰干しにする

小屋ではみんなが眠そうに
うとうとしている
畑仕事の疲労感と
満腹感で睡魔が襲っていたのだ
エイジも一眠りしようと
自室に入った



どれくらい眠っただろうか
日射しは和らいでいた
エイジは体をお越し外に出る
他の皆もつられて出てくる

エイジは全員の顔を見てから
うなずき、畑に向かう

新しく作った畑に
ジャガイモの子芋を植えて
順にトマト、トウモロコシ
唐辛子、ニンニク等を植えていく

畑仕事が終わると
大きなジャガイモとトマトなど
少し野菜を持ち帰る

帰りつく頃には
夕焼けが空を赤く染めていた

エイジは
唐辛子を枝ごと
ニンニクは葉を結び
トウモロコシも皮を剥いで
薪小屋の梁に吊るして干す


そして海の罠から
大きなスズキを一匹捕ってきて
切り身にして
小エビの籠と一緒に持ち帰る


日が沈む頃
エイジは料理を始める
料理が出来ない美女たちは
エイジのすることを
ワクワクしながら見ている

スズキの切り身は
焚き火で炙り、少し焦げ目をつける
切ったジャガイモを茹で
そこに潰したニンニク、トマト
ムラサキイガイ、海老を入れ煮込む

材料に火が通ると
唐辛子と塩で味を整え
炙ったスズキの切り身を入れる

ミントを散らして
ヒラミレモンを搾る

「出来た!!」

まさかの
無人島アクアパッツァが完成する

皆の笑顔が止まらない
誰が文明的な料理を
食べる事が出来ると思っただろうか

おかわりは充分にある
ヤシの実の器に取り分けて
みんなが腹一杯食べれた


彼女たちの幸せそうな顔を見て
エイジは嬉しくなる

眠気が来ると
みんな
それぞれの部屋で眠りにつく

エイジも眠ろうとしたが
誰もエイジの欲望を
求めて来ない事に気がつく

食欲は満たされたが
性欲は増してきている

目を閉じ
最初にエイジの妄想に出てきたのは
ケイティだった
美しい金髪に透き通った青い瞳
白くて大きな乳房にピンクの乳首
くびれたウエストに
丸くて大きなヒップ

そして、膣の中の感触を思い出す

エイジの欲望は固く反り立ち
自然と欲望をさするが
こらえて独り小屋を出る

月の光が照らす
波打ち際を散歩する

「ソフィーの事はちょっと強引に
しちゃったけど、他のみんなは
向こうから求めて来たんだよな……
でも、
無理に求めたらいけないよな……」

欲望をビンビンにしたまま
独り言を言ってみる

「でも!したい!
ケイティを抱きたい!」

エイジはケイティを抱くつもりで
小屋に戻り
ケイティの部屋に忍び込む

まるで女神のような顔で
幸せそうに
スヤスヤと眠っている
ケイティ

その寝顔を見ると
愛おしくなり
なにもせず
自室に戻り眠ることにした



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