萎れていくポニーテール-6
「はッ…放してッ！ハアッ！ハアッ！い、いやッ!!」
両腕を吊られたままの由芽は、その両脚を鈴木と田中に抱えられてしまっている。
Ｍ字に脚を開いて宙に浮く由芽が、いくら足掻いてみたところで、カメラと痴漢師に向かって股間を見せつける様は変わりはしない。
『ジャンケンポン！エヘヘ…ボクの勝ちぃ』
『チクショー。負けちゃったかあ～』
輪姦の順番をジャンケンで決めるという罪悪感の無さに、改めて由芽は戦慄を覚えていた。
カメラの前で姦される……。
笑われて罵られて……何度も何度も輪姦される地獄のような日々がこれから始まる……。
『へへへッ…あのさ、今までのボクの考えを改めるよ。やっぱり痴漢は良くないよね？だって拉致ってレイプした方が《百倍楽しい》もんねえ？』
「ッ………!!!」
あの日の朝、少女を助けた事は間違いじゃない。
だがその代償は、あまりにも大きかった。
痴漢師と強姦魔達に自分の存在を知られた。
尾行に気づかず、かずさまで巻き込む事になった。
そして痴漢師二人を、強姦魔に変貌させる原因を自分が作ってしまった……。
「こ…ここまでしなくていいでしょ？ハアッ…ハアッ！お、お友達のコトは謝るからッ…はひ…ッ…私、誰にも言わないッ！だから許してお願いしますぅッ！」
もう恥も外聞もない。
この状況から逃がれられるなら信念すら捻じ曲げてもいい。
それは一時間前の由芽が見たなら強烈な自己嫌悪に陥る、完全に悪に屈した敗北者の姿だ。
『エヘッ？由芽ちゃんのオマンコって、花弁がギッシリ詰まってるよねぇ？エヘヘへ……挿れたら絶対に気持ち良いヤツだよぉ』
「わ、私の話を聞いて!?もうやめてッ！こんなの間違ってる！」
あの凛々しかった正義のヒロインでも、追い詰められたら〝こんなモノ〟だ。
やはり痴漢は《卒業》だ。
姦りたい女が居たなら鈴木達と協力し、拉致して好き放題に弄んでやればいい。
そのきっかけを作ってくれた新庄由芽というヒロインに感謝しながら姦してやる。
いわば卒業パーティーの《御馳走》として、新庄由芽を貪り喰ってやるのだ。
「ひ…いぃッ!?おねッ…お願い許して…ッ…私が悪いの！私ッ…わ、私ッ……い''や"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ッッ!!!」
先っちょから涎を垂らしまくっていた男根で、汁塗れの蜜壺を一息で貫いた高橋は、万感の思いに浸りながら目を閉じて恍惚の表情を浮かべた。
体毛まで擽るほどの大音量の悲鳴……この小さな身体から放たれた心底からの叫び声は、麻薬のように高橋と佐藤の神経を昂らせて狂わせた。
いや、悲鳴も心地良いが、やはり男根に感じる由芽の温もりこそが至高。
ヌルヌルと滑る花弁が何枚も重なって形作られた蜜壺は、ただ挿れているだけで射精しそうになるくらいに絶品だ。
思わず口元が弛み、涎と共に喘ぎまで漏れてしまう。
「嫌"あ"～～～～ッ!!やだッ!?やッ…や"だあ"～～～～～ッ!!!」
狂ったようにポニーテールを振り乱すたび、耳をつん裂く悲鳴をあげるたび、由芽の筋肉の躍動が男根を通して伝わってくる。
嫌がれば嫌がるほど、〝この女〟は快感を増幅させる。
高橋は本能のままに腰を振り、身悶える由芽が対価として与えてくる快楽に没頭した。
『アヘヘッ…フヘッ……さ、サイコーに気持ち良いなあ……もうイッちゃうかも？』
「だッ!?ダメえぇッ!!そ、それだけはッ…はぎッ！はひぃ！は、放してえぇッ!!!」
さっきまで痴漢師としての実力を発揮して、由芽を快感責めにしてやったのだ。
これ以上〈満足〉させてやる気遣いは無用だし、なんとなれば新庄由芽という女は、性欲処理の為に好きにするよう連れてきたのだ。