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主婦美紀の生活
【熟女/人妻 官能小説】

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ある木曜日-5



小夜子姐さんの動きを思い出しながら私は羽扇子を広げ顔を隠しながらゆっくりと脚をクロスさせてモデル風に舞台を一周する。

当たり前だけどお客さんの視線が痛いほど感じ、かぶりつきのお客さんの息遣いもわかるほどだった…

一周した後に舞台中央に戻ると、私はゆっくりと扇子を床に置き、手をあげて帯に手をやり、音楽に合わせるように緩める。

私の手仕草にお客さんも反応するようだった。
私はお客さんに一旦背を向けるとため息にような雰囲気を感じつつも、帯を緩めて下に落とすと湧くような雰囲気を感じる。

“これが小夜子姐さんの芸なのね。みんな私を見て、私の仕草に反応して。恥ずかしいけど嬉しい”

そう思い、浴衣の袂を持って重ねながら客席に向き直すと、さっきよりも痛いくらい視線がある。

曲に合わせて私は舞台を歩き回り、時折、バレエのラインダンスのように脚を高く振り上げると浴衣から突き出た脚やその元にあるピンクのショーツが見え隠れする。
その度にお客さんの歓声が上がる。

段々と音楽に乗れるようになってきて、腰をくねらせ、ステージを踊るように動き回り、時折、脚を露わにした。

“気持ちいい!!”

お客さんの手拍子も重なり、私は楽しみはじめ、もっとお客さんに喜んで欲しい、もっと盛り上げたい、そう思うようになっていた。

暫く踊った後、浴衣を脱ぎ、ピンクのスリップになると、丈の短いスリップでは歩くたびに裾がヒラついてショーツが丸見えになった。

お客さんの唾を飲む音が聞こえる。

ひとしきりスリップ姿で踊るとお客さんの手拍子が早くスリップを脱ぐよう催促しているように聞こえて来る。
でも焦らすようにまずは肩紐を外して背中を露わにする。

ふと舞台袖で支配人が身振りしているのが目に入り、見てみると手を回している。
私が要領を得ずにいると紙にあと5分、そう書いていた。

私は調子に乗り過ぎてしまって時間を使ってしまい過ぎていた。

焦った私は客席に背を向け、スリップを勢いよく脱ぐとバストを手で隠しながら客席に向き直す。

「おぉー!」
誰彼ともなく歓声が上がる。

その格好で急ぎ足でステージを一周するとショーツに手をかけ、エイっと脱ぎ捨てた。

もっと小夜子姐さんのように踊りを考えてたのに、焦らして盛り上げる事も出来ずに脱がなければならない状況に悔しさも感じながら私は床に置いた扇子をとった。

手をブラのようにバストに重ね、扇子で下腹部を隠して、ステージを回る。

二周目に入り、手ブラをとると歓声が大きくなる。
三周目では扇子で隠すのをやめ、昔ディスコで踊っていた時のように、扇子を頭上でヒラつかせて腰をくねらせた。

お客さんが乗り出して来るのがわかる。
でも支配人のメモはあと1分となっていた。

私は踊りながらかぶりつきのお爺さんの前にしゃがみ込みように、脚を大きく開いて腰を下ろす。

お客さんの視線が私のヘアと祕裂に注がれるのを感じ、恥ずかしさを我慢しながら腰をくねらせた。


「さあ、本物素人モモ嬢、如何でしたでしょうか?名残惜しいですがそろそろお時間となりました。最後に初々しいモモ嬢に今一度盛大な拍手をお願いします!!」

支配人のアナウンスに会場の拍手が埋められ、私はステージを降りていった。


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