投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

奴隷倶楽部の最初へ 奴隷倶楽部 22 奴隷倶楽部 24 奴隷倶楽部の最後へ

伝説にする-1

由美子は昨日から会長とずっと一緒だッ 両親に連絡を入れた時には母親に学院祭で
あなたの話で盛り上がっているからご近所さんや知り合いに「おめでとう」と言われ疲れた
笑ながら話していた 大好きな男と一緒に居られる幸せを楽しみなさいと言われた

昨夜は由美子も異様な興奮で覚えていない数のエクスタシーを感じそれは会長も同じで
二人の関係はより深い所で結ばれていると感じていた。

今日も朝から二人は並んで登校した 割と早めに家を出てきた二人だが何十回街の人達に
声を掛けられ立ち止まり話し、お礼を言っただろうかなり遅く会場に到着した
学院内では二人の後をゾロゾロと着いて歩く人達を引き連れて会場中を回った
何処にいても歓声と拍手の場所へ行けば二人を見つけることは簡単だった

教職員室の前で三谷昌子に会い「松本さん本当におめでとう」と挨拶された時は
凄く恥ずかしく思った。茶道部部室で家元の指導を受けている成果を披露しているので
是非寄って欲しいとお誘いを受けた、部員たちも自分の事の様に喜んでいるから是非にと

伺う責任があると歩きながら会長に言われた


午前中のゆっくりした時間に生徒会室に二人は登校した 入室すると

役員全員に「おはようごさいます会長夫妻」と言われた
会長は「祭り楽しんでいるかぁ」と言って
「諸君ッカフェの特別メニュー・ケーキセット知っているかぁ」
「生徒会予約でコレから食べに行くから」
「予約しろ6名だ」と言った

予約しようとする由美子さんを制して書記の女子が予約して

「直ぐ入れるそうです」
「なら みんなで揃っていくかぁ(笑)」
「但し 結構辿り着くまで時間がかかるぞぅ(笑)」笑いながら言った

「なんですかぁ〜会長ぅぅそれぇ?」書記の女子は突っ込みを入れていたが
生徒会室からカフェまでゆっくり歩いても10分と掛からない距離を
20分もかかってカフェに辿り着いた 「由美子さん半端ないすねぇ」 ぽつりと言った


女子の発言は少し早かったッ 二人がカフェに入るとお客さん全員から歓声が上がり
拍手に包まれた 他の生徒会役員は一瞬、入店を躊躇ってしまった 二人は慣れたもので
挨拶しながら席についていた他の役員は今日ほど個室の談話室で良いと思った事は無かった

「二人とも凄いですねぇ 平気なんですかあ〜(驚)」
「何がだッ?」
「入店時にあまりの異様さに足がすくみましたよ」
「昨日から今日まで学院でも街でもあれだからなッ」
「生徒会室と自宅だけだよなぁ由美子ッ静かになるのは」
「ええッ そうですね(笑)」
「何ですかぁ〜その夫婦の会話(笑)」
「お前たちも慣れる 私たちと一緒に居ればッ(笑)」

明日の大ホールのイベントの司会進行私なんですけどう?
出来ますかねぇ? この雰囲気の中でぇ女子が少し不安がる

「大丈夫よッあなたなら 好きなようにやりなさい会長と2人でフォローするから」
「そう由美子さんに言われると出来そうに思うから不思議です(笑)」
「やっぱり 由美子さん半端ないすねっ(笑)」
「今更 改めて褒める程じゃないだろ 由美子だぞぅ」
「はいはい 会長ぅ馳走さまです(笑)」
「まだ 食っていないだろ ケーキセット(笑)」
「由美子さぁ〜ん どうしますかぁ〜?」
「ここは普通 スルーでしょ(笑)」

周りの目を他所にメンバーは大笑いした


凄い盛り上がりと熱気の中カフェで会話を楽しんだ役員たちは一度生徒会室へ戻ると
二人に見学する予定の所があるのか確認した

ゆっくりと落ち着いて静かに見学出来る場所が他で確保できるなら
してやりたいと言う思いからだ

「午後の見学を予定している所があるんですか?」
「特別予定は無いわねッ」
「イヤ由美子茶道部には顔を出さないといけないね」
「そうでしたね(笑)」
「ああぁぁ三谷先生の部ですね」
「朝・部員が待って居るからとお誘いを受けたのよッ」
「判りました 待ってください」

そう言うと書記の女子は部活連会頭に電話して茶道部部長へ連絡くれるように伝言した
直ぐに折り返し部長から内線が入ったので、状況を説明し2時から1時間ほど茶道部へ
2人がお邪魔すると伝えた 見事な仕事ぶりだ

「君の仕事ぶりは由美子にそっくりだな(笑)」
「そうですかぁ〜会長ぅぅ(笑)惚れますか?」
「由美子レベルにはまだまだだろ(笑)」
「会長は由美子さんへの評価が高すぎですよ(笑)」
「君たちと変わらないよ」
「神レベルだと思っていますよッ」
「なら私と同じだ(笑)」
「会長ぅぅぅ(笑)」
みんなは大笑いした。

昼食は生徒会室の第一会議室でみんなでゆっくり食べる事を提案し出店からランチを
買ってくると、(会長お願いします)と手を出して書記女子は買い物に向かった

学食を含めて出店も旨いものが揃っているハズレは一店もない
会長の話だと昔の生徒会の学院祭の仕掛けで出店を募り学院祭グランプリを決めた時の
かたちがそのまま残っているそうだ出店数や配置など考えられた末の形なのだろう
由美子はそんな事を考えていた 自分たちの企画が学院祭の名物として
後輩に受け継がれていくと少し嬉しいなと思った


   ・・・学院祭 2日目正午・・・




奴隷倶楽部の最初へ 奴隷倶楽部 22 奴隷倶楽部 24 奴隷倶楽部の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前