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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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学院祭だ 祭りだ-2

朝登校し校門を入ると赤いゴミ箱が目に飛び込んでくるやはり目立つなと思った
学院内の雰囲気も赤に刺激されたのか、テンションが異様に高くなっている
女子からの副会長との声援は、あれから毎日移動の度だ最近は男子からの声も混じる
由美子はそれに慣れずに、中々笑顔で対応出ずにいるが、ルミは慣れたものだ甘えた声で
挨拶し笑顔を振りまいている。

生徒会室に行き会長が居る事を確認して会長室へ本日の予定を伝えに行った

午前中にパンフの納品が完了するので教職連に生徒への配布の依頼
それから写真集の納品も午前中だと付け加えた
午後の2時過ぎに理事会とPTA会へ招待状とパンフの配布写真集も1冊届けると報告

「ココまでやっと辿り着いたな」
「ハイ 少し気楽になります(笑)」
「みんなも私も由美子の頑張りは判っている」

席に座って話す会長が手招きしたので由美子は体を折り曲げ身を乗りだした
いきなり唇にキスをされた、生徒会室でこんな事は初めてだ
会長としてのご褒美だと言われ、由美子は顔が真っ赤になった

理事会には私が招待状一式を届けるので由美子は
PTA会にだけ届けろと指示された
届けたらこちらには戻らず直帰して良いと言われた
「判りました ありがとうございます(笑)」と伝え会長室を後にした。

会長室から出てくる由美子を見て書記の女子だけが
(口だけをあぁぁぁ(笑))として何かを察したようだ
本当に由美子さんは判りやすいと思った(笑)


暫くすると印刷会社の営業さんが台車に乗せた大量のパンフの束を持って来た
1束だけ受け取ると束を開いて生徒会の直ぐのデスクに積み上げた
営業さんに後は教職員室へ運んで欲しいと言い、会計の女子には同行し教頭へ生徒に配布を
お願いし残りは一般用だと指示した

入れ替わるように広告主の担当が1束の荷物を持って訪ねて来た出来上がった写真集だ
生徒会室で待ってもらい、顔7を全員学食に緊急招集の放送を書記の女子に指示し
会長を呼んだ 会長が担当と挨拶しながら談笑していると直ぐに放送が入る
会長と担当・由美子の3人は学食へ向かった


女子が学食の広いエリアを確保して顔7が集合するのを待って居た
メンバーが次々に集まってくる、由美子は俊と話しているが
優子と知り合いになれて、本当に由美子に感謝していると熱く語っていた
由美子は少し男らしくなった俊に良かったと伝えた全員が揃ったので
担当から挨拶があった

「皆さん準備ご苦労様です」
「お集まり頂いたのは写真集が出来上がりましたのでお渡しに来ました」
「おぉぉぅぅぅ」
「これはお約束した記念品です」

そう言って1人1人に手渡した 真っ赤な表紙に顔7写真集と金色の文字、パンフレットと
色違いの同じサイズの縦長タイプだ14人が集合して撮った全員笑顔の1枚が
見開きの一面を使って載っている次から独り独りが中心にオフショットが沢山センス良く
配置されているみんな自分のページを中心に観ている様だ由美子は観ていて凄く
恥ずかしかった、自分の知らない見たことのない笑顔のカットばかりが載っていた

1冊貰っていた書記の女子は観ながら(コレは売らないんですかぁ?)と質問する
記念品として少量しか作成しておらず売る程ないと言う
(コレは皆さん欲しがりますよぅ〜)残りは生徒会に渡すコレだけですね
後は会社に残りが少しですと言う(勿体ないなぁ〜)では来場のお客さんにサプライズで
プレゼントしまょう残りの20冊です

今、皆さんで20名の選び方を考えて下さいと宿題を出された
クジだジャンケンだと意見は出るが大ホールの人間を巻き込んでは
パニックになると由美子はダメだしをする。
妙案が出ずに静かになった時に由美子が
女子にパンフを25冊生徒会から持って来るように指示した

広告担当には何か小さなシールが無いかと聞いている

女子が持ってきたパンフの25冊に会社のロゴシールを投票券の下の広告に貼った
なるほど投票券の下のシールは投票後にあると気づくがロゴシールなので
広告の一部だと思いますね結果発表後サプライズ発表しましょう
20冊と5冊は生徒会から出します
女子が25冊シールを貼り終えると15冊を渡し生徒用だと言って教頭に渡せと直ぐに行かせた
みんなはそれを見ていて拍手した
状況を全て把握している由美子にしか出来ない芸当だ

女子は生徒に配るパンフに15冊が混ざるのを確認して戻ってきた
みんなに報告して解散になった

生徒会室に戻り女子が何ですかぁあの由美子さんの仕事ぶり

「ねぇ会長ッ 惚れますよね(笑)」
「まぁ〜アレが私の知っている由美子だがなッ」
「パニックになるからダメって言った後に」
「沈黙の中、シールの案ですよッ(笑)」
「私は惚れ直しましたねぇ(笑)」
「もう 判ったから黙ってッ」
「あとはマダムに会うだけだろ?」
「ええッまぁ」
「ならおしゃべりも良いだろ 祭りだぞ(笑)」
「そうですよねぇ かいちょぅぅぅ(笑)」
「ヨシッ由美子カフェに談話室予約入れろ生徒会6名で特製会食弁当だ」
「支払いは私持ちだ」
「ハイ 今すぐに(笑)」



   ・・・学院祭まで10日 午前11時半・・・








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