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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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奪還-4

彩香は通常業務に戻り、吉川はと杉山は押収じ麻薬の出納帳と現物の照合を頼んだ。2時間もすると2人から報告があった。

「上原さん、だいぶ差がありますね。まずコカイン。500キロあるところが200、大麻が20キロのところ5キロ、MDMAが300キロあるところが100キロ、レイプドラッグに関しては10キロのところゼロ。そして覚醒剤。10トンあるところが5トンしかありません。」
その紛失量に唖然とした若菜。
「だいぶ食い潰してくれたわね。突っ込まれた時の為にもっと上手くやってると思ってたけど、ズサンね。見つかったらアウト状態。帳尻合わせもクソもないわね。」
「初めは出したら戻してをしてたんでしょうが、そのうち調べが入らないのをいい事に管理が緩くなってきたんでしょうね。あとは大金を手にして私腹を肥やす味をしめてしまったんでしょう。現金も田口徹の遺産の2億から半分の1億になってました。」
「マジでクソね。死んじゃえばいいのに!」
「上原さん、言葉使いが悪いです…」
「あ、そうね。つい…。ねぇ、清水と沼田の家宅捜査しといて?家を見ればたいていどんな生活してたか分かるわ?あとは消えた女性職員の行方。」
「おそらく店舗型風俗店で働かされてると思いますよ?たいてい麻薬漬けにされた女は風俗店で働かされてます。キャバクラやデリへルは逃げるチャンスが結構ありますからね。キャバクラはアフターとか店外サービスがあるから監視が行き届きにくいですし、デリへルなんか逃げ放題ですからね。その点店舗型は囲めますから。」
「そう。じゃあホームページをチェックして似たような人がいないか確認しようか。」
若菜がそう言うと、杉山がニコニコしながら言った。
「写真はたいてい加工してたりモザイク入ってたりしますからね。実際見てみないと。ねぇ?」
杉山は吉川に同意を求める。
「ま、まぁ確かに。余計訳ありですから写真は載せないかも知れませんね。」
「…、じゃあ何よ?潜入捜査したいってゆーの??」
「いやー、実際会った方が分かるかなーって。ハハハ!」
杉山は馬鹿っぽく笑った。スケベ心丸出しの2人に苦笑する若菜。
「俺らもTwin Gun結成しようか!」
そう言って肩を組む2人に若菜は溜息をつきながら言った。
「そんな貧相な自動小銃ぶらさげて何言ってんのよ。」
その言葉に下らないプライドを見せる2人をケラケラ笑って貶し続けた若菜であった。


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