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露出女子高生 石原サクミ
【痴漢/痴女 官能小説】

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新たな露出への挑戦-4

朔太郎のカメラマンとして才能を開花させるためには、
シャッターチャンスを逃さないことも必要だが、
それ以上に、そうした場所やタイミングを引き寄せる運や嗅ぎつける嗅覚が必要だ。
サクミはそう思っていた。
だから当然、ありきたりの場所で、ありがちな露出などするつもりはなかった。

ただ、正直、朔太郎の実力をサクミは知らない。
たまたま面白半分、いや、からかってやろうという魂胆でメイクをされた自分を、
振り返った瞬間にシャッターを押した朔太郎。
単なる偶然。
その言葉で片づけてもよかったのだ。
しかし、そうして撮られた写真はサクミの人生、生き方を変えるきっかっけとなった。だから、サクミは、それを朔太郎の実力と受け止めた。
だから、サクミは、ずっと朔太郎を探し続けてきたのだ。

しかし、それ以外のことは知らない。
あの時以降、朔太郎がどんな写真を撮っているのかは。
つまりは、やはり期待外れで終わることだってあるのだ。
いや、むしろその可能性の方が高いかもしれない。
それでも、サクミは、自分の可能性を見つけてくれた朔太郎の、
その実力、能力と、可能性、将来性に掛けたのだ。

(今日は初日だから、オーソドックスに行ってみようかな。
 一番常識的な場所で、一番常識的な露出をする……。??ん??
 常識的な露出って何?そもそも、露出って常識的なこうどうだっけ?
 ま、いっか。気分に任せて、したくなったらしたくなった場所ですればいっか。)

全てを計画的に行っていくのをポリシーとするサクミにしては、
かなりいい加減な判断ではあった。
なにしろ、時間がなかったのだ。
下調べも、実地調査をするような時間はなかった。
おぼろげな記憶と曖昧な記憶。そしてそこそこの想像力が、
朔太郎の家を中心としたルート設定の根拠だ。
サクミ自身、初めて歩く道も多かった。

(さてさて、どの道を行こうかな。
 そもそも、この辺りって、わたしにとってはほとんど初めての場所だし……。
 でも、朔太郎君の家とわたしの家って、結構近かったんだな。
 あ、そっか。夜中の露出計画のルートが重なってたってことは、
 そう言うことだよね。
 あの公園が二人の家からのほぼ中間地点ってことだもの。
 そしてその公園のほほ反対側に、これまた二人に共通の最寄り駅。
 不思議だよね。なんで高校時代、一回も会わなかったんだろう。
 それとも、気が付かなかっただけなのかなあ。
 そうだよね。わたしが覚えているのは、3歳の頃の朔太郎君の顔。
 それ以外の記憶は、あの公園露出の時の、下から見上げたペニスの形。
 電車の中でペニスでも出しててくれればわかったかもしれないけど、
 朔太郎君、そこまでの露出狂じゃないみたいだし……。)

(おっと。いろいろと思いながら歩いてたら、ここ、どこだ?
 え〜と。地図によれば、どっかで大通りを渡らなきゃいけないんだよね。
 え〜?歩道橋……この先のマンションの角か……。
 えっ?マンション?まだずいぶん先じゃん。
 歩道橋の上は、結構露出ポイントなんだけどなあ。
 きっと朔太郎君。張ってるだろうなあ。
 え〜と。あ、さっきの公園のところを曲がれば、横断歩道。
 うん。それでいこっと。)

(この公園は……。あの公園みたいに高台にあるんじゃないんだ。)
サクミは公園に入り、周りを見渡して思った。
(この公園で一番高いところって言ったら、あの滑り台か。
 朔太郎君、どこかでこの場所、見てるのかしら。)

サクミは何気ないふりをして辺りを見回しながら公園を一周した。
朔太郎の気配、と言うよりも、犬一匹、猫一匹、公園内にはいなかった。
(結構木が多いから、周りの住宅からは見えない感じかな。
 やっぱ、滑り台の上からがベストポジションみたい……。)

サクミは自分で頷きながら、滑り台の階段を上っていった。
(う〜ん。こうして上から見てみると、それなりに見晴らし、いいじゃん。
 じゃあ、思い切ってやってみましょうか……。)

サクミは滑り台のてっぺんに立ち、360度、ぐるりと見渡した後、
ゆっくりとスカートをまくり上げた。
(朔太郎君?どこかで見てる?サクミ、今、下半身モロ出しだよ。)

サクミはスカートを腰のあたりまで上げ、下腹部を完全に露出した。
さらに、ブラウスのボタンを一つずつ外し、胸を露わにした。
(へへ。大サービス。サクミのツンと尖った乳首も披露しちゃいま〜す。)


(やった!まさに千載一遇のシャッターチャンスゲットだぜ!!)

公園の横を通る一段高い路地に立つ木の上で、朔太郎がガッツポーズをしていた。
サクミが滑り台の階段を上り始めるところから360度見回すシーン。
一瞬、ブラウスの襟の間から、サクミの乳房と可愛らしい乳首がのぞいた瞬間も、
朔太郎の超望遠レンズはしっかりと捉え、ジャスピンで撮ることに成功した。

そのあとのサクミは、滑り台のてっぺんから下に見える道や住宅に気を取られ、
上の方には視線を全く送らずにブラウスのボタンに手をかけたのだ。

木の枝から見下ろすアングルのため、サクミの割れ目は映らなかったが、
サクミの左上からの横顔、そしてその顔越しに白いバストの膨らみ、
さらにはおへそから下腹部までを一つの構図に収めることができた。

(結構、奇跡の一枚に近くねえ?
 ひょっとして、オレって天才?)

朔太郎はサクミがブラウスのボタンを留め、スカートを下ろし、
滑り台を滑って下りる途中に、お尻の素肌の部分の摩擦で、
「アッツ〜〜!」とお尻を押さえながら公園を出ていくサクミの姿を追い続けた。

(よし。次は、駅に先回りしなきゃ。)

朔太郎は木の枝を2本ほど折りながらも、無事に地上に生還し、走り出した。


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