娘と母と そして 父と夫-2
真奈美はストレッチやヨガのようなポーズをしばらく繰り返したあと、
小さな声で「ちょっとトイレ。」と言って部屋を出ていった。
そしてほどなくして部屋の戻ってきた真奈美は、
父親に抱き付き、耳元でささやいた。
「お父さんとは初めてだから、優しくしてください。」
雅和は改めて娘の身体を抱き寄せると、そっとキスをし、きつく抱きしめた。
「あん。痛いよ、お父さん。」
二人はまるで恋人同士でもあるかのように何度も唇を重ねた。
「本当だったら服を脱がせるところからお父さんにして欲しかったな。」
「ああ、お父さんも、出来ればそうしたいけれど、
今更服を着るっていうのもおかしなもんだろ?」
「じゃあ、今度おうちでするときは、洋服や下着もちゃんと脱がせてね。」
「ああ。あ、そうだ。その時のために、今度、真奈美に下着を買ってあげようね。」
「わ〜い、わ〜い。ねえ、どんなの?」
「おいおい、今、それを気にするか?」
「だって、楽しみなんだもん。」
「じゃあ、その時までのお楽しみにしておこう。」
「ねえ、お父さん。イチゴとかくまさんとか……。」
「おいおい、真奈美。やっぱりそういう下着が欲しいのか?」
「ううん。イチゴとかくまさんじゃなくって、
紗理奈お姉ちゃんとかとしママが履いてるみたいな、
ほら、紐のやつとか、穴が開いちゃってるのとか、スケスケとかレースとか。
真奈美、ああいうの、着けてみたいんだ。」
「そ、そうか。じゃ、じゃあ、この次までに、買っておくからな。」
(まさか、一緒に書きに行ける訳ないし、な。)
「やった〜。」
真奈美はそう言いながらそっと手を伸ばし、雅和のペニスをギュッと握った。
「あ、おとうさんの、もうビンビンだ。
お父さんも一度リセットすればよかったのに。」
「真奈美がトイレに行っている間に、お父さんも一度リセットしたさ。
こうなってるのは、真奈美が穴の開いた下着が履きたいなんて言うからさ。」
「えっ?言っただけでこうなっちゃったの?」
「いや、真奈美が履いているところを想像したらこうなったんだ。」
「あ、お父さんのエッチ〜。
あ、でも、どうせだったら、お母さんと色違いのお揃いとかもいいかなあ。
ほら、上と下とセットになったのとかあるんでしょ?
お揃いの下着履いて、お母さんと一緒にお父さんを取りっこするの。
楽しそうでしょ?」
(香澄と真奈美、二人を相手に?確かにそれも悪くない。)
「真奈美。おしゃべりはそのくらいにして……。」
雅和は真奈美の口を自分の口でふさぐと、
自分の手も真奈美の下半身へと伸ばしていった。
「あれ?真奈美のここも、もう濡れちゃってるぞ。
リセットしてきたんじゃないのかい?」
「う〜ん。トイレでちゃんと拭いたんだけど、
お父さんと出来るんだって考えただけで、濡れて来ちゃった。
それにお父さんが下着を買ってくれるって言うから、
ああ、どんなふうに脱がされちゃうんだろうって考えてたら、
こうなっちゃった。」
「そっか。真奈美も期待してくれているんだ。」
「うん、もちろん。それに真奈美はとっても濡れやすいのだ。」
真奈美はペニスをさらに強く握りながらゆっくりと動かし始めた。
「真奈美。そろそろベッドに行こうか。」
「うん。あ、そうだ。ほら、なんだっけ。おしっこする時みたいに抱えるのって。」
「真奈美。初めてベッドに入る時にそんな格好はしないだろ?最初はこうだよ。」
雅和はそう言うと真奈美をお姫様抱っこをして、ベッドへと運んでいった。
「キャッ。そうだった。お姫様抱っこだった。真奈美、間違えちゃった。」
「おしっこの格好とは全然違うだろ?」
「あ、でも、あの格好で後ろからされるのも、スリルがあるし、気持ちいいんだよ。」
「そ、そっか。じゃあ、後でそれも試してみような。」
「うん。でも、最初は正常位だよね。」
「ああ、さ、下ろすぞ。」
雅和は真奈美をそっとベッドに横にすると、
自分も肘で身体を支えながら、真奈美の上になった。
(こうして真奈美の顔を間近に見下ろすのはいつ以来だろう。
いや、おそらく幼かった頃に添い寝をした時以来か。
だとすればもう10年以上も前になるんだろうな。
でも、お互いに裸でベッドの上にいるなんて、想像もしなかったな。
……。いや、それは嘘だ。
オレは、頭の中では何度も、大人になった真奈美を抱いていた、かもしれない。)
真奈美の顔を見つめたまま動かない雅和の首に真奈美の手が絡んだ。
「ねえ、お父さん。ギュってして。」
真奈美はそのまま雅和の頭を自分の胸の方へと導いていく。
雅和は真奈美の胸に顔をうずめたまま、真奈美の身体をきつくギュっとした。
「ああ、真奈美、なんか、今のだけでジュンってしちゃった。
ねえ、もっともっといろんなこと、して。」
二人は黙って互いの身体を弄り合い始めた。
真奈美の右手は雅和のペニスを握ったまま、
左手は雅和の背中から腰のあたりを行ったり来たりした。
雅和は真奈美の胸から下腹にかけてを優しく撫でるように、這い回るように、
ゆっくりゆっくり何度も往復する。
やがて雅和の指が真奈美の割れ目へと近づき、その境目にある小さな突起に触れた。
「あ、あん。そこ、いい。そう、そっと…」
「やっとここまで戻って来たね。
真奈美、もう少し肩の力、抜いてごらん。」
「あは、やっぱり真奈美、少し緊張してるかも。」
真奈美が笑いながら肩を上下させていると、母親の香澄がそっと近づいてきた。
「ねえ、真奈美はもう処女じゃないのよ?そんな愛撫じゃ焦れてしまうんじゃない?」
「いや、ボクもそう思ったんだけど、リセットしたいって真奈美が言うもんだから。」
「リセット?どうしたの、?真奈美ちゃん。」