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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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娘と母と そして 父と夫-3

真奈美はいつもの優しく、そして明るい笑顔の母親の姿を見て安心し、
そしてうれしくなった。
「あ、お母さん。あのね……。」

真奈美は母親に、最初から父親の手によって始めて、セックスをしたくなったことを、
身振り手振りを交えて事細かに説明した。

「そっか。真奈美ちゃん。ゆっくり味わいたいんだね。」
「うん。初めては最初の時だけだもん。」
「うふ。その言い方、面白いわ。」

真奈美の乳房を優しく揉んでいた片方の手を香澄の乳房に伸ばしながら雅和が聞いた。
「で、香澄。君の方はどうなったんだい?」 
雅和は妻と征爾の進行状況を尋ね始めた。
真奈美は雅和のペニスをゆっくりと扱きながら話を聞いている。 
「ええ、あなたの目の前で征爾さんととし君に抱いてもらうつもり。」
一瞬だが、香澄の手は雅和のペニスを扱いている真奈美の手と交わった。

母親の言葉の中に敏明の名前が出てきたことで真奈美は少し緊張した。
(そうだ。お母さんは、とし君ととしパパの二人に一緒に抱いてもらうんだ。)

母親の前と後ろから同時に腰を動かしている敏明と征爾の姿を思い浮かべ、
真奈美は思わずドキンとし、身体の奥の方がまたジュンとなった。

真奈美は夫婦の会話の邪魔をしてはいけないとしばらく黙っていたが、
両親の話は真奈美が考えていたよりも長引いた。

「お父さん。指が止まっちゃったよ。」
とうとうしびれを切らしたのか、雅和のペニスをぎゅっと握りしめ、
真奈美は不満を表した。

「あ、そうだった。真奈美、ごめんごめん。」
「う〜ん。どうも今はタイミングが悪いみたいだね。」
そう言いながらも、真奈美は困ったような父親の顔を見て、内心嬉しかった。

「いや、今度は集中するから……。」
「でもお父さん。もし、このまま真奈美としてても、
 お母さんと征爾さんととし君が始めちゃったら、そっちが気になるんでしょ?」
「あ、いや、そんなことは……。」

真奈美はベッドの上に身体を起こすと、
父親と母親の間に入って両方を見ながら言った。

「ううん。いいんだよ、それで。
 だって、お父さんの本当の相手はお母さんなんだから。
 お母さんを一番に思っていていいんだよ。」
「真奈美……。」
困ったような父親の顔。どこかしらこの状況を楽しんでいるような母親の顔。
真奈美はそんな二人に囲まれて、心底幸せを感じていた。

真奈美は再び何かを考え始めたようだった。
「え〜と。え〜と。うん。そうしよう。」
真奈美は二人の顔を満面の笑みで見つめながら言った。
「どうした、真奈美。」
「うん、あのね。お父さん、真奈美と一つだけ約束して。」
「約束?一つだけでいいのかい?」
「うん。ひとつだけ。」
「ああ。わかったよ。言ってごらん。」
真奈美はずっと握りしめていた、
いや、まだまだずっと握りしめていたかった父親のペニスから手を離すと、
母親の手を握り、その上に添え、真奈美なりに言葉を探しながら必死に話し始めた。

「え〜と。真奈美、今日はっていうか、今はお父さんとするの、やめた。」
「やめた?なにかいやな気持になったのかい?」
「ううん。今日は何のためのパーティーだったかを考えた。」
「そりゃあ、敏明君の全快パーティーだろ?」

父親の驚く顔を見ながら、真奈美はほんのちょっとだけ、
このままこの優しい父親の娘としてわがままを通してしまおうかとも考えた。
しかし、真奈美なりに、今、一番大事なことがなんなのかも、
しっかりと分かっていた。

(今日はお父さんとお母さんに元気になってもらう日だ。うん。それが一番だ。)
真奈美は心が決まると、一気に話し始めた。

「うん。でもそれだけじゃなくって、お父さんとお母さんの復刻パーティー……?
 あれ?復活?あ、そうだった。復活パーティーでもあるんだ。」
「お父さんとお母さんの復活パーティー?」
「うん。お父さんとお母さんが今まで我慢してきたことを、
 取り戻すためのパーティー。」

「征爾さんが言ったのかい?」
「うん。としパパが言ってた。で、真奈美も嬉しかった。
 だから、お母さんがとしパパととし君としているところをお父さんが見て、
 その後に、あ、一緒でもいいんだっけ。
 お父さんが紗理奈おねえちゃんや美奈子お姉ちゃんやとしママたちとして……。
 で、みんなが見てる前で、お父さんとお母さんがして。
 そしたらみんなでバンザーイ!!だった。」

真奈美は必死に思い出しながら話し続けた。
雅和が驚きを露わにしながら真奈美に問いかける。
「そ、そんな計画、なのか?」
「うん。途中から真奈美が言ったことも、その計画になったんだよ。」
「真奈美ちゃんも計画に加わったの?」
母親にそう問いかけられて、真奈美はどこかしら誇らしげだった。

〈そう、この計画には真奈美も、ちゃんと加わっていたんだよ。〉
真奈美の、ちょっと自信に満ちたその表情はそう語っていた。
「うん。どうしたらお母さんが一番喜ぶか、どうしたらお父さんが一番喜ぶか。
 それで、真奈美が、
 二人ともお互いに見ながらするのがいいよ、って言ったら、
 としパパととしママが、夫婦の微妙なジェラートがどうこうって言って……。
 あれ?ジェラートじゃなかったっけ?」
「ジェラシー、じゃない?」
「ああ、そうだ。夫婦のジェラシー。それがカンフル剤になるって。
 うん。そうだ。だから、真奈美とお父さんは、後回しだ。」

「でも、真奈美。それじゃまた真奈美が我慢することに……。」
「ううん。真奈美も、そのジェラートっていうのに興味あるんだ。」


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