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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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お持ち帰りされる人妻 (7) / 本編ボツシーン:気持ちよくない夫のペニスに戸惑うゆき-4

 彼ら新規ユーザーはまずは「人妻ゆき」の痴態を堪能し、そこからさらに過去ログを辿っていった。
 女子大生からOLへ、まだあどけなさの残る美少女が変態的性行為に身をやつし、大人の色気をまとっていく姿に狂喜乱舞し、大量の「顔射」画像が新たに投稿された。清楚な女子大生ファッションに身を包んだ姿、凛とした新人OLのスーツ姿、ピチピチのセクシーな水着、エロチックな下着、海外リゾートでのバスローブ、花火大会での浴衣、あげくにFが頼んで着させた女子高生の制服や体操着のブルマ姿まで、あらゆる姿のゆきが、ホテルはもちろん公衆便所や路地裏など人目につかない場所で肉奴隷として調教・陵辱されているのだ。

 その後にまた「人妻ゆき」の動画に戻ると、興奮は倍化する。つんと上を向いていた円錐型の胸はお椀型となり、乳房の下側はわずかに垂れて揺れるようになった。授乳という本来の役目をすでに終えた乳首と乳輪は、今や男を楽しませるためだけの存在になり果て、色素は濃く、大きさもいやらしさも増している。小さく「ぷりん」と突き出ていたゆき自慢のヒップは一回り大きく育ち、「ぷるるん」と揺れるようになった。きゅっと引き締まっていた腰回りもうっすら脂肪をまとい、程よくだらしなさの漂う人妻らしい曲線を見せている。

 そんな女性が、リアルタイムに不倫セックスに嵌り堕ちていく姿は、男たちの嗜虐心を大いに刺激した。モザイクの上からでも分かるほどの美貌を備えた人妻が、清楚な外見とかけ離れた変態性行為を晒し、生中出しまで許しているのだ。中出しに関しては、私と同様疑義を呈する者も散見されたが、全体としては聞くだけ野暮といった雰囲気である。

 いずれにせよ、夫のセックスやペニスへの不満を漏らし、昔の男の性奴隷として肉体奉仕を行う美人妻は、今回もスレ住民たちの最高の「おかず」となっていた。

  *

 最後に、Fは一枚の写真を投稿した。

 黒のレースをあしらったランジェリーが、ベッドにきれいに並べられている。
 布地の面積が小さく、レースもほぼ中身が透けて見えてしまうであろう、セックス専用のようないやらしいランジェリー。ブラジャーとショーツ、それにガーターベルトと編みタイツがセットになっている。

「今日ゆきに渡したやつwww」
「見た目だけは清楚美人すぎるゆきがこれ着たらめっちゃエロいことになりそうw」
「実はこれ、今後ゆきがアナルセックスしてもいいと思ったら着て来てって言ってます」
「前回も今回もアナル責めたけど、指と舌止まり」
「さすがにちんこの挿入にはまだ抵抗あるみたい」
「まあじっくり責めていきますw」

 ゆきはランジェリーのことも、Fにアナルセックスを持ちかけられていることも、私には黙ったままである。



  *  *  *



## おまけ 本編ボツシーン 第一弾「気持ちよくない夫のペニスに戸惑うゆき」

 ――夫が必死で腰を往復させている。

 ここまで何も気持ちよくないとは思わなかった。あまりのことに演技も忘れてしまい、今から慌てて感じるふりをしてもわざとらしいだけ。場を取り繕うためだけのキスをときどきしてやるのが精一杯。どうしようもない状況の中、夫のピストン運動をただ受け止める。

 ますます激しく腰を打ち据えてくる夫。鼻息を荒くし乱暴に犯そうとしているようだが、とても応えられそうにない。夫が興奮すればするほど、ゆきの気持ちは覚めていった。

 こういうところがこの人は下手なのだ。

 相手の女性の反応を見て、今日は無理せず静かに愛し合うとか、お互いのコンディションにあわせて楽しむということができない。乳首を必要以上に強くつまんでくるのもそう。興奮すると独りよがりになってしまう。慌てず余裕を持って肌を重ねていれば、そのうちに性感も高まりオーガズムも得られるかもしれないのに。

 明らかに感じていない女性に「気持ちいい?」などと聞いてくる無神経さにも呆れてしまう。どう答えても心苦しくなってしまうだけなのに、本当に女心のわからない人だと思う。

 いつもならこういうとき、ゆきからスローセックスへとそれとなく導いて、ゆったり心満たされる時間を過ごせるのだが、今日はゆき自身にも余裕がなかった。ZやFが常に女性ファーストで気遣いに長けた男なだけに、女性慣れしていない夫の性的未熟さが際立つ。

【ボツ理由】
めちゃくちゃ辛辣で抜けるのですが、その後のラブラブ展開に持って行きにくかったため。本編にあるとおり、ゆきが夫のセックスにこのような不満を抱いたのは事実。ただそれでもやっぱりゆきは、こういう不器用な夫を愛おしいと思っていますので、この文章にもそういうエッセンスを入れることも考えましたが、そうするととせっかくの辛辣さがなくなってしまい、残念ながらボツに。愛する夫のことを「性的未熟さが際立つ」なんて、残酷すぎて興奮しちゃいます。笑


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