朔太郎の母の秘密 現在-5
その時、朔太郎は閃いた。
(ひょっとして、母親と翔琉は、
ラインのグループでビデオ通話をしているのではないか。)
母親の機械音痴は周知の事実だ。
翔琉も、自分では設定ができないからと言って、朔太郎に頼み込むこともあった。
そんな二人がラインで通話しているとしたら、
朔太郎が作ったグループを使っている可能性が高かった。
だとすれば、朔太郎もそこに参加することができるはずだ。
もっとも、朔太郎が参加したということは、
相手側の画面でも確認することができるから、
翔琉と母親には朔太郎が見ていることを気づかれる可能性は高かった。
しかし、朔太郎がカメラを何かで覆ってしまえば、
画面上は3分割になっただけで、そのうちの一つは黒い画面になるだけだ。
黒い画面が現れても、おそらくあの二人のことだ。
誰かが通話に参加してきたなどとは思わないだろう。
少なくとも、母親のアナルオナニーの様子を、
自分のスマフォで見れることは確実だった。
(ちょっと待てよ?どうせなら、もっとでかい画面で見るか。)
朔太郎は足音を忍ばせ、自分お部屋へ戻ると、
パソコン画面のラインソフトを立ち上げた。
パソコンのカメラ部分に覆いをし、ラインを立ち上げ、「仲良しグループ」を開く。
数秒の間があって、パソコンのディスプレイには、
いきなり白い尻とアナルがアップで映し出された。
ローションでも塗ってあるのか、ヌラヌラとした液体が絡みつくアナルバイブが、
母親のアナルの襞襞を引き摺るようにしながら奥に突っ込まれては引き出されている。
股間の反対側には、カメラを覗き込む、
朔太郎には一切見せたことのない、メスの顔をした母親の顔があった。
その顔を見た瞬間、朔太郎は危うく射精しそうになった。
(まだ始まったばかりだ。今出したら、もったいない。)
朔太郎はペニスを扱く手を休め、パソコンを操作し、画面録画を開始した。
(これで母親のアナルオナニーを何度でも見ることができる。)
母親が態勢を変えた。
大きく股を開き、腰を浮かせたまま、タブレットの方を向いたのだ。
アナルパールを抜き出した母親は、
ヌメヌメになったアナルパールをカメラに近づけると、
カメラの向こうで、自分のアナルオナニーに刺激を受けて、
ペニスを扱きまくっているはずの翔琉に見せつけるようにした後、
自分の口へと運び、舌先で舐め回し始めた。
「ねえ、わたしの、アナルの、中を掻き回してた、ほら、アナルパール。
ああ、舐め舐めしちゃおうっと。
ねえ、翔琉君。なんで取り出しちゃったかわかる?
あのね、つぐみ、これじゃあもう物足りなくなっちゃったの。
ねえ、翔琉君。あなたも、もっと大きいのをアナルに入れるところ、
見てみたいでしょ?」
〈はぁはぁ。つ、つぐみ。見せて、もっと見せてくれ。
もっといやらしい、もっと卑猥な、もっともっと淫乱なつぐみを見せてくれ。〉
「翔琉君ったら、スケベなんだから。じゃあ、ちょっと待っててね。」
つぐみはタブレットから離れ、どこかへ姿を消した。
その間も、翔琉のはぁはぁという声がヘッドフォンから聞こえてくる。
(翔琉の喘ぎ声もいらないよなあ。)
「お待たせ。ねえ、翔琉君。つぐみね、こんなの持ってきちゃった。」
画面に映し出されたのは、真っ黒なバイブだった。
カメラに向けて差し出した手と比べても遜色ないほど、太く、長いバイブだった。
「ねえ、翔琉君。この特大バイブ。どこに入れたらいいと思う?
あのね、入れてみようかなって思っている場所は3か所あるの。
どこかわかる?ほら、こんなに太いのよ。」
母親はバイブを腕の横に並べ、その太さがわかるようにカメラに映している。
(お袋って、こんな女だったのかよ。親父は、知ってたのかなあ。
いや、親父も、こんな趣味があったのかもしれないなあ。
知らぬは子どもばかりなり、かもしれない。)
「ねえ、翔琉君。答え、教えて。この、ぶっ太いバイブ、入れるのはど〜こ〜だ?」
〈そ、そんなに太いバイブ、つぐみの口にだって入らないだろ?
お、オマ〇コなんかに入れちゃったら、ガバガバオマ〇コになっちゃうぞ。
わかった。つぐみ、そのバイブ、アナルに突っ込むつもりだろ?〉
「あ、ああ、そ、そんなの、無理、ああ、壊れちゃう。
つぐみの、つぐみのアナル、壊れちゃう。ああ、怖いわ。」
(母親のアナルオナニーで2回もいってしまうなんて……。)
パソコンの画面を前に、朔太郎はしばらく放心状態だった。
結局、母親は、翔琉がペニスを激しく扱くドアップ映像を見ながら、
翔琉に言っていた通り、前は夫だけのものだという言葉を守り、
一度もクリトリスやオマ〇コには触れないまま、数回の絶頂を迎えたようだった。
最後は翔琉のペニスがドクンドクンと脈打ち、
大量のザーメンが翔琉のセパレート画面をドロドロにしたところで終わりになった。
(あいつ、自分のスマフォめがけて射精したってわけか。
ああ、オレ、絶対にあいつのスマフォ、触らねえ。)
母親もラインを閉じたらしく、しばらくすると階下を動く物音が聞こえた。
(シャワーでも浴びているのかな?)
そう思いながら立ち上がった朔太郎は自分の股間がひどく濡れているのに気付いた。
(ああ。オレもシャワー、浴びてこないと。
明日の朝、ガビガビになっちゃうな。)
朔太郎は、母親がバスルームを出たころを見計らって、
ゆっくりと階下へ降りていった。