初めての鬼畜緊縛・第一話-9
30分程してご主人様が戻ってきた。
「満足したか?」
私はあまり動かせない首を微妙に縦に振る。
思いっきり振ると、限界を超えている亀頭がさらに痛むからだ。
「何や?してへんのか?もう時間やけど、1時間追加でこのままにしとこっか?どやねん!」
私は思いっきり首を縦に振る。
亀頭にぶら下がったペットボトルが縦に揺れる。
「ウグーーーーーーーーーーーーーーッ!」
「しゃーないな、時間やしそろそろ解くぞ!」
私はまた無理をして首を縦に振る。
「ググググググッ・・・・・」
ご主人様はペットボトルも持ち上げ、亀頭に繋がった細いロープを切っていく。
乳首のクリップも外し、思いっきり抓る。
「グギーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
「おいおい、そんな声出すなよ!また俺のスイッチが入ってまうやないかい!」
笑いながら鼻フックも外していく。
ようやく顔が動かせるようになり、私はぐったりと首を下にする。
猿轡・足の縄から上半身、そして後ろ手の縄を解かれた時、私は崩れ落ちた。
「そう頑張ったな。しばらくは動けんやろうからそこで休んどけ。」
「はい、ご主人様。」
「いやいや、縄を解いたらプレイは終了や。もう普通に呼んでくれたらええで。
普段もそんなやったら息苦しいやろ?縄を掛けたら始まりで縄を解いたら終了な。」
「わかりました。」
「あ、ちょっと待って、その縄痕、じっくり撮らしてくれ。」
ご主人様はビデオを近づけ、私の縄痕、ぐったりしている姿を撮っている。
撮り終わったのか、縄を纏めて片づけだす。
「私も手伝いますよ。」
「いや、気にするな、お前は休んどけ。動けるようになったら風呂に入ってこい。」
「はい、分かりました。」
10分くらいはぐったりしてただろうか。
手足の痺れが治まり、お風呂に向かいシャワーを浴びる。
「いてーーーっ!」
鞭の跡が沁みるし、乳首も亀頭も擦り剝けてめっちゃ沁みた。
湯船に浸かり、縄跡をさすりながらでもまだ頭はボォーとしている。
風呂から上がると縄はすでに纏められていた。
「ちょっとこっちに来てみ?」
ご主人様がワセリン系の薬を私の手の届かない鞭痕に塗ってくれた。
「途中で根を上げると思ったけどよく耐えたな。またプレイしたいわ!」
「そうですね、ありがとうございます。」
いや、貴方が許しはビンタとかで答えてくれなかったんでしょ!と心では思った(泣)
しばらく水分補給・雑談し、最寄りの駅へと送ってくれた。
「今日はありがとうございました!」
「いえいえ、こちらこそ!またプレイしたいわ!連絡してきてな!」
「私もです。分かりました、では失礼します。」
プレイ時間は約3時間、とても濃くとても辛かった・・・。
駅のベンチで私は次会うかどうか色々葛藤していた。
そして出した答えは・・・
「そのうち殺されるかもしれない・・・。次、誘われたら断ろう・・・。」
ただ、今日のプレイがきっかけで私はご主人様の罠にはまった事は今は知る由もなかった。
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最後まで ご愛読いただき、有難うございました。
まったく文書力がなく読みにくかったと思いますが、お許しください。
1人でも多くの方の琴線に触れてくれていれば嬉しいです。
毎日必ず書くという事で、自分に厳しい戒めを課してましたが、
これでようやく鍵が届き、解くことが出来ます。
ここのサイトにこう言った小説が適しているのかは分かりません。
ほぼ100%事実のお話なので、ネタは山ほどあります。
1人でも「また別のが知りたい」という方がおられるのであれば、
書いていこうと思います。
有難うございました。
拷鬼ヨシオ