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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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父と娘の邂逅-2

子どもたち、と言っても真奈美ももう15歳。
一番年上になる潤一は大学生だ。
確かに雅和や征爾にとっては子どもであっても、
性的な経験と成熟度は十分に大人、いや、それ以上かもしれなかった。

その証拠に、無邪気な戯れに見えて、それぞれが相手の性感帯を的確にとらえ、
遊びの見える動きが絶妙な愛撫そのものになっている。
全員が誰かしらに刺激を与え、誰かしらからの刺激を受け、
大きなベッドの上はまるで5匹の仔犬がじゃれ合っているようで、
誰もがその卑猥な遊びに夢中になり、雅和が近づいてきたのも気づかなかった。

雅和はベッドの横に椅子を持ち出し、5人の遊戯を鑑賞していた。
ただ、単なる鑑賞ではない証拠に、
雅和の股間は若者のようにビクンビクンと脈打っている。

雅和の存在に真っ先に気づいたのは潤一だった。
潤一は美奈子の股間を指で弄りながら、
自分のペニスを咥えていた紗理奈に目で合図をした。
紗理奈は敏明と美奈子に、敏明は真奈美に、それぞれが合図を送りあった。

スーッと美奈子が5人の輪から抜け、雅和の視界から消えた。
雅和は一瞬、美奈子に視線を送ったが、
真奈美の悲鳴に慌てて視線をベッドの上に戻した。
ちょうど潤一と敏明が真奈美の足を片方ずつ抱え、左右に開いていくところだった。

(なんだ、丸見えじゃないか。こうなると色っぽさも何もあったもんじゃないな。)
娘の、露わになった股間に細い筋が一本。
少しだけ空いた隙間から東名の液がわずかに滲み出ているのが雅和の目に映った。
(真奈美の奴、こんな触り合いでも感じるのだろうか。)
雅和は内心、自分もその若い者たちの輪に加わりたいとも思っていたが、
自分の年齢と真奈美の存在がその衝動を抑えた。


雅和は自分の背後に気配を感じた。
振り向こうとした瞬間、雅和の身体にロープがまかれた。
「な、なんだ、誰だ?」
「おじ様。ちょっとした趣向です。楽しんでくださいね。」
ベッドの上から紗理奈が声をかけた。
背後に回っていたのは美奈子だった。

美奈子は手慣れた手つきで雅和を椅子にしばりつけ、身動きできないようにしたのだ。

「な、なんのつもりだい?」 
「美奈子。もう少しきつく縛った方がいいわ。
 それじゃおじ様が自由に動けすぎるもの。」
紗理奈に言われた美奈子は一度結んだ結び目をほどき、
雅和の身体を椅子の背もたれに押し付けた状態で結びなおした。

「いいわ。そのくらいで。あんまりきつく締めると、おじ様がかわいそうですもの。」
「紗理奈。どういうつもりだい?いったい何を?」
雅和の声は少しだけ震えていた。
(まあ、単なる悪戯だろう。それにしても何をするつもりだ?)

「おじ様。単なる悪戯とか思ってるんだったら、甘いですよ。
 今からするのは、おじ様へのお仕置き。」
「お仕置き?何を馬鹿なこと、言ってるんだ。」
「馬鹿なこと?馬鹿なことをした人にして差し上げるのがお仕置きです。」
「ぼくが何か、馬鹿なことをしたというのかい?」
「ええ。娘の気持ちも考えない、馬鹿な行動を反省していただきます。」
「真奈美の気持ちを考えない行動?」
雅和には全く理解できなかった。

「ええ。そのためにはおじ様には苦痛を味わっていただきます。」
言葉の内容は厳しいものだが、紗理奈の表情はいたって普通で、笑みさえ浮かべている。

「わたしに苦痛を?鞭で叩くとでも言うのかい?」
「いいえ。肉体的な苦痛ではなく精神的な苦痛を、です。準備はできた?」
紗理奈が後ろを向くと、美奈子が手に一つの箱を持って立っていた。

「おじ様。これから真奈美ちゃんに使ってあげるんだけれど、どれがいいかしら。
 いくつか選んでくださいますか?」
雅和の目の前に差し出された箱の中には何本かのバイブ、数個のローター、
そしてどれもこれもかなり大きめのサイズのディルドなどが入っていた。

「おじ様、どれにします?真奈美ちゃんが喜びそうなものを選んでもいいし。
 でも、真奈美ちゃんの本当の気持ちが理解できないおじ様だから、
 真奈美ちゃんが嫌がるようなもの、喜べないものをお選びになるのかしら。」
「紗理奈。君の言っていることがわたしにはよくわからない。」
「ええ。だからあんな馬鹿な行動をしてしまったんですわ。
 さあ、今からおじ様に、
 目の前で肉体的な苦痛を与えられる娘をじっと見ていなければならないという、
 父親としては最悪の、精神的苦痛を今から与えて差し上げますわ。
 さあ、どれになさいます?
 おじ様が決められないのなら、美奈子に選ばせますけれど……。
 ただ、美奈子の選択は、容赦ないと思いますわよ。」

全く状況を理解できない雅和は、紗理奈に見せられた箱の中身を、
ただぼーっと眺めているだけだった。

「では、美奈子に選ばせます。」
紗理奈は無機質に雅和に告げると、その箱を美奈子の目の前に差し出した。
「紗理奈お姉さま。これとこれ、それから、こんなものも使ってみたらどうかしら。」

美奈子は何本かあるディルドの中でも、
一番太く、表面にパールがいくつも埋め込まれたディルドを手に取った。

「美奈子。あなた、S丸出しよ。真奈美ちゃんのこと、可哀そうには思わないの?」
「可哀そうだと思うからこそ、もっと可哀そうな目に合わせてあげたいの。
 お姉さまには理解できるでしょ?」
「そうね。美奈子の言うとおりだわ。
 おじ様。美奈子がこれを選んだわ。
 真奈美ちゃんがどんな声を上げて泣き叫ぶか、今から楽しみね。」

紗理奈は雅和の目の前でディルドの先端を口に含み、唾液を絡ませた。
そしてそれを掌で数回捏ねるようにしてから潤一たちを呼んだ。

「潤一。敏明。美奈子の選んだものはこれよ。さあ、持って行って。」


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