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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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背信行為-5

「お、お願い…やめて…」
下半身にジュワッと愛液が溢れ出す感覚がした瞬間、彩香の威勢がなくなった。力で敵わない上に濡れてしまっては、もし入れられたならば難なく肉の塊を受け入れてしまうだろう。それが急に怖くなった。レイプされる…、その恐怖に押しつぶされそうになった彩香は、誰にも届かないであろう救いの声を上げる。
「助けて!誰か助けてっ!!」
そんな叫びを楽しそうに笑う男。
「来る訳ないだろう!ハハハ!」
男はパンティの中に指を入れようとした。

その瞬間、暗闇に明かりが差し込んだ。ドアが開き、人影が見えた。
「何してるんだ!!」
保管庫内の電気がつく。男も彩香も目が眩む。
「くっ…だ、誰だ!?」
男は眩しそうに目を細めてドアの前に立つ男を見る。
「沼田…、お前何してるんだ…?」
男は驚き顔を直視する。
「あ…、お、お前…、吉川!?」
目を開き驚く男、いや沼田辰徳。彩香にとって救世主である吉川が警視庁で公安をしていた時の同僚、沼田辰徳は、まさかの吉川の登場に驚いた。
「な、何でお前がここに…!?」
いなぎ市で署長をしている事は知っていた。その吉川がここにいる事に驚きを隠せなかった。
「保管庫のアクセス記録を見てたら不審なアクセスがあったから見に来たらコレかよ。沼田、お前…何してんだ!?」
「う、うるせぇ…!」
沼田の気が逸れた瞬間に、チャンスと見た彩香は沼田の股間を思い切り蹴飛ばす。
「ぐおっ!」
不意を突かれた沼田は床に転がる。その隙に沼田から逃げ出した彩香。吉川の背後から現れた女性が彩香を保護した。

「噂は本当だったか。押収した麻薬を使い悪事を働いてる奴がいるとは聞いてたが、それがお前だったとはな!おまけに同僚の女子にこんな真似しやがって!許さなねーぞ!!」
吉川は沼田の顔面を思い切り蹴り上げる。
「ぐっ…」
沼田は白目を剥いて気絶した。

「だ、大丈夫?」
女性は彩香をいたわる。
「はい、ありがとうございます…」
気は動転していない様子を見て大事にはならなかった事を感じた。
「これ。」
吉川が羽織っていたジャケットを彩香に渡す。
「ありがとうございます、本当にありがとうございます…」
深々と頭を下げた彩香。吉川も安堵のため息をついた。
「保管庫のセキュリティーが誰のICカードでも開くような設定になってたから怪しいと思ったんだ。ったく、こっちに来て早々これかよ…。休む暇もねーや。杏奈さん、その子を着替えさせてもらっていいですか?」
「うん。分かった。行こう?」
「はい…」
彩香は若菜の盟友で、やはり麻薬捜査のスペシャリストである萬岸署の宮下杏奈に体を支えられて更衣室に向かうのであった。

「上原さんにみやげが出来たわ。」
吉川は気絶する沼田に手錠をかけ麻薬保管庫に閉じ込めて保管室を出てエレベーターに乗った。


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