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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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高島美琴-9

19時頃、杉山は県警本部に戻った。すぐに若菜の元に行き報告をする。
「彼女の経営するネイルショップに入り、爪の手入れをしてもらいながら様子を見たんですが、途中でいきなり高島美琴が入って来て、最近男性客の取り込みを強化してるとの事で、男性客が来た時にはわざわざ社長が挨拶をしに来るそうです。写真通りの若々しくて美しい女性でした。とても40歳手前には見えませんね。話した感じ丁寧で毒がある女性には見えませんでしたし、周辺の喫茶店やレストランの店員さんに彼女の評判を聞きましたが、いい評判しか出て来ませんでした。服もごく普通のスーツでしたし、普段から指輪やネックレスなど高価な物は身につけてないようです。食事もランチサービス品を好んでいるとの事で、派手な生活をしてないと言うか、質素な印象をみんな持ってましたし、社長である事を鼻にかける事もなく、性格も穏やかだと。悪い話は全く聞けませんでした。」

「そう…。」
若菜はそう言って少し考え込んだ。そして杉山は耳を疑う事になる言葉を口にした。
「私とどっちがいい女?」
「はっ…??」
「いや、分かりやすく言うと、ぶっちゃけどっちとヤリたいと思う??」
「(何を言ってるんだ、この人は…。)そ、そりゃあ上原さんに決まってますよ。」
正直、知りすぎた若菜より、優しそうな美琴との方がヤリたい気持ちは強かったが、そう言ったらどうなるか分からない杉山は咄嗟にそう答えた。

若菜はご満悦そうに笑い、
「そうよねー、私に敵う女はいないわよねー♪アハッ♪じゃ、しようか??」
「…結構です…。」
「やぁだぁ、私もノーサンキューよっ♪アハハ!」
「…(こ、殺してぇ…)」
おちょくられイラッとしたが、敵う相手ではない。杉山は無理矢理笑顔を繕い馬鹿っぽく笑った。

「じゃ、引き続き高島美琴を調べて?出来れば生い立ちから謙也と結婚するまでを詳しく。結婚後の事もね?」
「了解しました。」
そう言って総監室を出た杉山はマギーの元へ向かう。
マギーはパソコン打ちをしていた。杉山の姿に気づくと小走りで寄って来る。
「お疲れ様♪」
「お疲れ!」
そう言って見つめ合うと、どこからともかく若菜が来た。
「今日は二人とも上がっていいわよ?ここんとこ忙しかったから、今日から交代で早く上がってもらう事にするから。」
「分かりました。では上がります。」
「うん、お疲れ様!」
杉山とマギーは手は繋がなかったとは言え、並んで仲良く帰って行った。

(風俗行かなくて良かったー。)
杉山はつくづく思う。こんな素晴らしい彼女がいるのに自分は何を考えていたんだろうと反省し、マギーの車に乗り込むや否や、ラブラブキスを交わしたのであった。


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