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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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初めての夜に向けて 愛依の欲求-3

「さ、ゆっくり握って。」
「…………。」
「ほら、こうやって……。」
将暉は愛依の指を一本一本、優しく折っていく。
恐る恐るだが、少しずつしっかりと、愛依は指に力を入れ、将暉のペニスを握りしめた。

「思っていたより……。柔らかい、です。」
「ああ、これからだ。じゃあ、唇をつけてみようか。ほら、先端に筋がある。」
「ホントだ。先生。これって何ですか?」
「尿道口。簡単に言えば、おしっこの出る穴だ。」
「え〜?おしっこ、するんですか?」
「今はしないよ。そういう使い方もある。っていうか、それが本来の使い道だ。」
「はあ〜。おしっこの出る穴。それにキス?」
「ああ。おしっこの話をしたのはまずかったか。」
「大丈夫です。知識としては知ってますから。精液もここから出てくるんですよね。」
「ああ、そうだ。」
「ならば生命誕生のために必要不可欠な神聖な場所。汚いなんて考える方が失礼です。」
「愛依。お前、いちいち理由付けしてると、時間、無くなるぞ。」
「あ、そうだった。じゃ、行きます。」

愛依は唇を将暉のペニスに寄せていく。
独特の匂いが鼻を突いたが、愛依は将暉に聞きはしなかった。
不思議なことに、そんなに嫌な臭いではなく感じたからだ。
唇が将暉のペニスの先端に触れる。
緊張のせいか、乾ききった愛依の唇に、ぬるっとしたものが触れた。
「ギョギョギョッ!精子?」
「違う違う。早まるな。いくら何でも早すぎる。
 まあ、最もそういうやつもいるし、そういう場合もあるけどな。」
「な、な、なんなんですか?その、そういうやつとかそういう場合ってのは。」

「いちいち説明するのもいいが、それこそ時間がいくらあっても足りないぞ。
 今は、その、つまりなんだ。早い話が……。」
「百聞は一見に如かず、ですね、先生。」
「そう。まずは経験してみよう。知識はそれからでも遅くはない。」
「はい。じゃあ、思い切って……。」

愛依は将暉のペニスの先端からあふれていた我慢汁をペロッと舐めた。
「あ、甘い。いや、苦い?ん?先生。もう少し舐めてみないと……」
「愛依。いいんだ。男が興奮してくるとまずはそれが出てくる。射精とは全く別物だ。」
「はあ。男もいろいろあるんですね。あ、女が濡れるっていうのとおんなじですか?」
「ああ、まあそういったところだ。じゃあ次は口に含んでレロレロレロレロだ。」 
「えっ?レロレロジュルジュル、じゃなかったですか?」
「どっちもおんなじようなもんだ。いろいろ試してみればいい。」
「じゃあ、レロレロ……ジュルジュル……ジュバジュバ……チュパチュパ……。」
「愛依。今度は口だけでやってみろ。」
「口だけ?握らずにですか?」
「そう。あ、いい。これ、いいかも。」
「先生。大丈夫ですか?目がトロンとしてますけど。」

「愛依。お前、上手だな。」
「まさか。初めてですよ。ロウヒタモロファ、ヨクファカラファフテ。」
「じゃあ、今度は深く飲み込んだり、浅くしたり、喉の奥の方まで……。」
「飲み込む?喉の奥まで?そんなことして、男の人は気持ちいいんですか?」
「ああ。かなりのものだ。舌も、唇も、総動員するんだ。」
「総合学習ですね。」

愛依はペニスを握らないまま、頭を上下させながらペニスを出し入れする。
その不安定さが将暉のペニスに思いがけない豊かな快感を与え始めた。
「ジュルジュル ジュボジュボ ウゲゥエゥ カポカポ レロレロ チョロチョロ」
「あ、め、愛依。ストップ。」
将暉は愛依の頭を軽く叩いた。
「えっ?駄目ですか?わたし、なんか、まずいことしましたか?」
「いや、そうじゃない。良すぎる。いっちゃいそうだ。」
「いっちゃうって?どこにも行きませんよ。わたしは。先生と。一緒に。ずっと……。」
「だから泣くなって。愛依が悪いんじゃない。愛依が上手すぎるんだ。」
「上手すぎる?先生。初めてだって言ってるじゃないですか。
 わたし、無理やり、入れられたことはあるけど、
 自分から、なんて、これが初めて……なのに……ウッウッ。」
「だから、泣くなって。お前が悪いんじゃないんだから。」

(こいつ、初めてとか言ってるけど、なんなんだよ、この舌づかい……。
 それに、手の使わずに口だけでフェラするなんて、エロすぎるぞ。
 このままいっちまったら、教師として、いや、男としての面目が立たない。
 少し時間を稼ぐか。)

「愛依。今度はオレが愛依のことを気持ちよくさせてやる。
 女として、やってもらいたいことを実感するためにな。」
「あ、ありがとうございます。先生に、直接教えてもらえるんですね。」
「ああ。ただ、質問は無しだ。お前はまずは受け身でいい。
 ただ何をされても驚くな。
 オレはお前の女としての才能を開花させてやるんだから。」

将暉のメガネがいつの間にかサングラスに代わっていた。

「先生。少しずつキャラ、変わってきてます。」
「キャラ?オレは初めからずっと菅田将暉。ただし、読みはカンダマサキだ。
 キャラ?3Cのメンバーだぜ?3A担任じゃねえし。一応教師志望だけど。」
「もっと前にわたしが会ったというか、お世話になった先生に似てきているんです。」
「わたしが誰かに似ている?
 わたしは誰の真似などしてはいない。わたしが描く漫画はすべてオリジナルだ。
 愛依。お前には才能がある。女としての才能だ。だが、今はまだひよこだ。
 今度はわたしのテクニックで女としての喜びを知るんだ。」

「やっぱり、先生は先生だけど、秋風邪袴、って感じ、ふぎょぎょ。」
「グダグダ言わない。もうしゃべるな。さあ、仰向けに寝るんだ。」


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