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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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初めての夜に向けて 愛依の欲求-2

「愛依。きれいだよ。」
「あんまりじろじろ見ないで。恥ずかしい。」
「そう言いながらお前、オレのをガン見してんじゃん。」
「だって、ちゃんと見るの、初めてだ。凄い。ビクンビクンしとる。」
「まだまだ、こんなもんじゃないぞ。」
「ホントか?まだ、大きくなるのか?」
「愛依。そのキャラ、やめないか?」
「なぜ?」
「健が出て来そうで集中できない。」
「律が?」
「健だ。字が違うだろ!」
「いや、健が律だ。」
「お前はカラスか?今は3年C組だろ。オレがボッキーなら、お前は梅かさくらだろ?」
「あ、そうだった。ボッキーが担任でよかった。」
「まあ、今日はそんなもんだ。お前に男のすばらしさや本当の優しさを教えてやる。」
「本気か?」
「ああ、メガネはかけたままだ。」

「ボッキー。ベッド、行こ。」
「ベッドへ?」
「その方が恥ずかしくないから。」
「そっか。」
「先に入ってて。」
「わかった。」

将暉は愛依をその場に残し、ベッドへ入った。
1分。3分。。5分。。。。
(あいつ、やっぱり無理なのか?まあ、5年もずっと恐れてきたんだものな。)
将暉がベッドを出て愛依に声をかけようかと起き上がろうとした時だった。

「お待たせしました。」
「愛依?」
「全部脱いできました。全部任せます。
 女として知っておいた方がいいことも全部教えてください。」
「愛依。あんまりどん欲になるな。時間は限られているんだから。」
「時間に限りが?やっぱり。先生は、病気なんですね。」
「あれはA組の担任。オレはC組。いたって健康。」
「嘘じゃないんですね?先生。」
「まあ、先生、でもいいけど。」

「先生。教えてください。男が女にしてもらいたいこと。」
「お前がしてもらいたいことはいいのか?」
「いえ、それもして欲しいです。両方とも、何とかなりませんか?」
「いや、できないことはないが、かなりハードだぞ。」
「はい。先生。わたし、澪菜がしたかったこと、澪菜がして欲しかったこと、
 澪菜の代わりに全部経験します。澪菜の分まで頑張ります。」

「じゃあ、まずはキスだ。それも、かなりディープなキスだ。」
「ディープなキス?普通のキスとは違うんですか?」
「普通のキスは唇と唇とを合わせるだけ。こうだ。」
「ウングッ。」
「だが、ディープなキスはこんなに単純じゃない。舌を使う。」
「舌を使う?唇でするんじゃないんですか?」
「説明するよりも実際にやってみよう。
 まずは、オレが手本をやってみる。お前はオレがした通りに返せばいい。」
「先生がした通りに、ですか?」
「そうだ。」
≪ブチュッ。レロレロ。レロレロ≫
「えっ?ええっ?そ、そんなこと?」
「ああ。さあ、愛依の番だ。」
「はい。先生。」
≪チュッ。チョロチョロ。≫
「茅野、じゃなかった、愛依。そんなんじゃ澪菜が泣くぞ。」
「先生。澪菜はもう経験していたんですか?」
「さあ、それはオレにもわからない。だが、あいつだったらもっと全力でやるはずだ。」
「澪菜なら……確かにそうだ。澪菜はなんにでも一生懸命だった。」
「さ、茅野。もう一度だ。」
「はい。」
≪ブジュッ。レロレロレロレロれ〜ロれ〜ロ≫
≪ジュルジュル≫
「茅野。できるじゃないか。それに去り際のジュルジュル、とっても良かったぞ。」
「先生。本当ですか?」
「ああ。茅野らしくていい。お前なりによく工夫している。」
「ただわたし、中野です。」
「そうだった。じゃあ、今の感じでオレのこれを咥えてみろ。」
「えっ?先生。いきなり……。まだ、わたし、触ってもいません。」
「すべてを経験したいんだろ?この時間内で、
 男が女にしてもらいたいこと、女が男にしてもらいたいこと、
 その両方を経験するんじゃないのか?」
「でも、いきなり……それに、レイプされたときに、
 無理やり口に突っ込まれたことを思い出してしまって。」
「だからこそ、頑張るんだ。変わりたいんじゃないのか?経験したいんじゃないのか?」

愛依は将暉の目をじっと見つめ、ゆっくりと頷いた。
「わかりました。レロレロジュルジュル、すればいいんですね?」
「ああ。オレは何も言わない。思い切ってやってみろ。」

愛依は将暉の身体にかぶさっていた毛布を一気に払いのけた。
そうすることで、愛依自身の身体も、覆うものが無くなり、すべてが晒された。

ベッドの上に腹ばいになり、将暉の股間の位置に顔を合わせると、
目の前にはすでに臨戦態勢になっている将暉のペニスがあった。

愛依の脳裏を一瞬、あの日のことが横切り、愛依は思わず目をそらせた。
その視線の先には将暉の優しく暖かな笑顔があった。
「愛依。男のそこの部分に優しさはない。ただ堂々としていればいいんだ。
 なぜならそこは男の逞しさと強さを証明するためのものだからだ。」

愛依は将暉にそう言われて勇気を振り絞って将暉のペニスを見た。
「世の中にはオレのものよなんか比べ物にならないほどでかいやつもいる。
 太さだったり長さだったり、硬さを誇るやつもいれば形を自慢するやつもいる。
 オレのは割と長い方だ。太さはないけどな。」
「はい。だからかな。そんなに怖くはないです。」
「そうか?」
「はい。なんか、やせ型のお兄さん、って感じ、です。」
「ところがそのお兄さん、見た目よりタフなんだ。」
「タフ?」
「ああ。でも、男はその部分だけで勝負するわけじゃない。」
「他にも男を証明するものがあるんですか?」
「ああ。ただ、それはもう少し後にとっておこう。まずは握ってみるか。」
「あの、先生。手がこわばって、動きません。」
「しかたないなあ。ほら。」

将暉は愛依の手を取り、自分のペニスへと導いた。


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