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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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キャバクラトークの取調べ-3

完全に若菜ペースだ。双子である事を見破られ動揺する輝樹。そのうちバレるかとは思っていたが、予想よりも早く見破られたのは意外な事であった。

「後藤輝樹くん。あなたはお兄ちゃん恩恵でたくさんいい思いして来てるわね?お兄ちゃんがおとした女の子をいただきますして。」
「ふん!輝樹さんて店とは違ってワイルドとか言ってアンアン鳴いてたよ。バカな女どもだ。そりゃ違うさ、別人だからな。」
「騙さなきゃ女も口説けないなんて情けなーい。」
「うるせぇ!!」
「で、ヤクってヤク中にしてたんだよね?そんなにキメセクってイイの?」
「どんな女も白目剥いてイキまくってたぜ。いい金蔓だったよ。お前もヤルか??オマンコぐっちょぐちょのヌレヌレだぜ?」
「あら、凄そう♪私、濡れやすいからダダ漏れね。」
「エッチな警視総監さまだなぁ。ヒヒヒ」
「フフッ」
前のめりになってくる輝樹に全く動じない若菜。聞いている取調官や柳田や華英の方が聞いていて恥ずかしくなる。

「でも一つ、間違ってるよね?」
「何がだ?」
「金蔓でなくて、言わばビッツコイン蔓、でしょ?」
輝樹の視線が一瞬若菜から外れた。動揺した証拠だ。違法薬物をビッツコインで買わせ、何かの目的の為にビッツコインを集めていると言う若菜の読みが当たった。
「どうしてあなた達はビッツコインに拘るのかなー。」
「…知らねーし。」
「私ね、ガルモ自体が悪の巣窟だと睨んでるのよ。城南市は全国的に見てもビッツコインを扱う人らが多いんだけど、中でもガルモは群を抜いてるわよね?何から何までビッツコインで賄ってる。ガルモに入ってる喫茶店、レストラン、洋服店、そして風俗…。そこまで徹底してビッツコインに拘るのはちょっと異常よね?しかもビッツコインの相場を見てると、価値が下落する寸前に大量に売りに出され、下落すると大量に買いが生じる。その後また相場が上がって行く。これ、絶対インサイダー取引してるか、コントロールしてるよね?この2年間の動きを見てれば、儲けてる人はかなり儲けてるはずよね?ざっと見積っても、何て言うんだっけ?億り人??10人はいるわよね?不思議とガルモ関係者に。」
若菜の指摘に輝樹は背中を椅子につけふんぞり返りながら
「知らねーし。」
と言った。

「知らない訳ないでしょー?お兄ちゃんも億り人の1人なんだから。そして輝樹くん、あなたも、ね…」
「…」
図星のようだ。実は何の根拠もない若菜のハッタリであった。しかし輝樹の様子を見ていると若菜の読みが当たっていたようだ。それを聞いていた柳田は指示を出し、ウラ取り捜査に向かわせた。


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