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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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お節介。-8

「で、思うのよ。もしあの時誰かに相談すれば、私は殺人を犯さなくても済んだんじゃないかって。今でも田口を殺した事には後悔はないけど、殺さなくても納得する方法があったんじゃないかって、ね。仇を討つ=殺すだったけど、殺せなかった事を後悔しつつも自分が納得する方法はあったはずなのよね。田口を殺しても先輩やお父さんは決して喜ばなかったはず。じゃあお父さんや先輩が喜ぶような方法だってある訳でしょ?結局は、私は私の為に田口を殺したに過ぎない。自分が満足すればそれでいい方法を選択してしまったのよ。それって刑事としては失格よね、完全に。実際その時の私は、はい田口に復讐しました。後は知りません、刑事は辞めますって気持ちだった。その後レイプ犯罪が増えるか増えないかなんて気にもしていなかった。そしてみんなの力もあって刑事に復帰したんだけど、そこからはレイプ犯罪の撲滅について真剣に考えるようになったわよね。犯人を殺人によって裁くのは簡単。でも反省もしないまま終わる。でも法で裁けば犯人は苦しみ、そして反省する余地が生まれる。罪を悔い改めさせる事がレイプ犯罪を減らしていくことに繋がると私は信じた。方の厳罰化によって欲望に対する抑止力が生まれる。人間は誰でも欲張り。それを我慢出来るか出来ないか、そこが犯罪者とまともな人間の違いだと思うの。法律は私達に理性を保たせてくれるもの。だから私は厳罰化に拘った。まだまだ厳罰にしなきゃいけない所だけど、それは永遠の課題ね。少しずつ日本が犯罪のない平和な世界になればいいと思ってる。その為には辛いこと、悲しい事、うまくいかない事はたくさんある。それを1人ではなくみんなで力を合わせてやって行きたいと言うのが私の願い。当然華英ちゃんもその中に入ってる。あいつらに酷い事をされたのは私も自分の事のように辛い。でも渡辺さんの死を乗り越えた時のように、今も乗り越えよ?私が手助けする。あいつらには超法的な手段であんな愚行を働いた事を後悔させてやるわ。ちょっとヤンチャな尖った上原若菜に戻って、ね?」
「上原さん…」
若菜は華英の横に座り肩を抱き寄せる。
「一緒に戦って行こ??卑劣な奴らを野放しにしない。仲間を信じて力を合わせて困難を乗り越えて行こ?ねっ?」
華英は若菜を見つめて答えた。
「上原さん…。私、やっぱり…、刑事が好きです。」
と。その言葉は若菜にとって物凄く嬉しい言葉となり胸に響いたのであった。


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