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蛙の子は蛙 
【兄妹相姦 官能小説】

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美沙希の初体験-1

黙ったままで2階に上がった恵介と美沙紀は大きくひとつ、ため息をついた。
「お袋も、大変だったんだな。」
「でも凄いね。まったくそんなこと、無かったみたい。」
「そこまで来るのもそれなりの大変さがあってのことなんだな。」
「うん。どう生きてきたかも大事だけど、どう生きていくかってことだよね。」

「で、いいのか?」
「いいのかって?」
「いや、ホントにオレでいいのか?」
「何度同じこと言わせるんだろ。」
「いや、お袋の話聞いて、考え、変わったかなって。」
「考え方は変わったわ。でも、考えは変わらない。」
「後悔しないか?」
「それはわたしのセリフ。
あとになってやっぱりオレじゃない方がよかったんじゃないか,
なんて言い出さないでよ。お兄ちゃん。」

「どっちでする?」
「どっちでもいいよ。ベッドのサイズだって同じだし。」
「でも、部屋はオレの部屋の方が臭いぞ?」
「あ、確かに。」
「じゃあ、お前の部屋で。。。」
「ううん。お兄ちゃんの部屋でしよ。」
「今、臭いって言っただろ?」
「だからいいんじゃん。お兄ちゃんとしてるってハッキリわかって。」
美沙紀はそう言うと恵介に抱きついてキスをした。

「なんか、ドキドキしてきちゃった。」
「キスなんか、しょっちゅうしてるじゃないか。」
「だって、いよいよだと思ったら、ちょっと緊張してくたかも。」
そう言いながらも美沙紀はさっさと恵介の部屋のドアを開け、中に入っていった。

《ピロピン?》
恵介のスマフォに着信。
(誰だ?サークルの後輩からか?)
画面を開くと、メールは父親からだった。

(まったく。なんだよ、このタイミングで。)恵介はそう思いつつ、メールを開いた。
【慌てるな。ゆっくり、ゆっくりだ。ヨロシク。】

(まったく。なんて親だ。)
恵介はそう思いつつも、心の中では感謝していた。
(親父からのゴーサインだ。)

恵介は美沙紀のあとに続いて部屋の中に入った。

「ねえ、お兄ちゃん。脱いじゃってもいい?」
「なんだよ、ずいぶん性急じゃないか。」
「だってさぁ。もう、我慢できなくって。」
「だって、今までずっと我慢してきたんだろ?慌てるなよ。」
「今までずっと我慢してきたから、もう我慢できないんじゃん。ねえ、入れてよ。」
「まだ、キスしかしてないだろ。」
「だって、もうヌレヌレだよ。太股の方まで垂れてきちゃってるし。」
美沙紀はそう言うと、いきなりスカートを捲り上げた。

白い下半身がいきなり目に飛び込んでくる。
「美沙紀、下着は?」
「もう脱いじゃった。ベチョベチョで気持ち悪いし。」
「それに、いつ、剃ったんだよ。」
「昨日の夜。たまたまだよ。」
「でも、うっすら伸びてる感じだぞ。」
「まずいかなあ。」
「ああ。きっと、チクチクするはずだ。お互いにな。」
「ヤバイ。ねえ、剃ってきた方がいいかなあ。」
「ああ。少し温めて、ローションとかを塗り込んだ方がいい。」
「待っててくれる?」
「ああ。オレもちょっと準備があるから。風呂、入ってきていいぞ。」
「わかった。じゃあちょっと行ってくる。終わったら、一緒に入ろうね。ね?」
「ああ。」

美沙紀は部屋を飛び出し、風呂場へと向かった。
それを見届けるやいなや恵介は、慌ててベッドの上を片付け始めた。
美沙希は恵介の臭いは気にならないといったが、
男のベッドの上には臭いとは別に妹には隠しておくべきものがある。

さすがにかピカぴにこびりついたザ〇メンのシミなどで、
敏感な肌を傷つけてはいけない。
それこそ美沙希に一生言われそうだ。
それから隠しておいた方がいい雑誌や本も散乱している。
両親に寝室の写真も美沙希に見られたらそれはそれでまずいことになりそうだ。

大方の片づけが終わり、恵介は改めてベッドの下を確認した。
(よし、これで大丈夫。あとは……。
 そうだ、親父とお袋へ報告するときのために、ビデオのスイッチを入れておくか。)

恵介は急いでパソコンを立ち上げ、モニターに隠しカメラの映像を映し出した。
残念ながら、両親の寝室のカメラはOFFになっていた。
(今夜はのぞかせるつもりはないってことか。それほど過激なのか、それとも…。)
モニター画面からK・C1とK・C2を選択して、録画を開始し、パソコンを閉じた。

(M・Cが1から5まであるのを美沙希本人に知られるのもまずいしな。)
そこまで考えて、恵介は思った。
(ちょっと待てよ。せっかくの美沙希のバージン喪失シーンだ。
 いろんな角度から撮影した方が記念になるんじゃないか。)

恵介は慌ててパソコンを再起動し、K・1、K・2の選択をやめ、
M・1からM・5までのカメラを選択し、改めて録画を開始した。

(あとは美沙希を説得して、美沙希の部屋ですればいい。おっと。)
恵介は机の引き出しを開け、何やら探し始めた。
(おかしいなあ。まだいくつかあると思ったんだけれど。)

コンドームだった。
いくら親公認とはいえ、美沙希を妊娠させるわけにはいかない。
フリーセックスと避妊は密接な関係だ。
妊娠の心配があるときにはセックスは避けるべきだ。

しかし、見当たらない。
(そうか。この頃はあいつに任せていたからなあ。)
恵介はここ最近、コンドームを付けてセックスしていないことに気が付いた。
いつ、中出しをしてもいいように、彼女の方がそれなりの準備をしてくれていたのだ。

(まずい。しかたない。親父に聞いてみるか。)

恵介は慌てて1階へと降りていった。


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