ヒーロー-6
「くくく、無敵のツインガンの片割れと言ってもこんなもんだ。所詮は女。男の遊び道具、性欲処理の玩具なのさ。さて、マギー、上原若菜レイプへの幕開けだ。オープニングゲームとしてこの吉川華英刑事ちゃんを集団レイプしていいぞ!ヤレ!」
「っしゃー!!」
覆面男達からの歓喜の雄叫びが響き渡る。無抵抗・無気力になった華英はベッドの上に放り投げられる。
「さて、俺が1番だ。へへへ」
先程ジャンケンに勝った覆面男がズボンを脱ぎながらベッドに乗る。そして華英の股を大きく開くと、性器をニヤニヤ見つめながら熱り勃ったペニスを膣に寄せる。
「愛撫はないぜ?むしろ濡れてないマンコにぶち込んで痛がる姿を見るのがレイプの醍醐味だからな。へへへ」
そう言うと、外野から冷やかしの声が飛ぶ。
「残念ながらソイツのオマンコはもうヌレヌレだぜ??」
それを聞いた1番めの覆面男はチッ、と舌を鳴らす。
「使えねー好きモノ女だな。まぁいいや。取り敢えず中に出して妊娠させてやる。」
そんな恐ろしい言葉にも反抗する気力さえ失っていた華英。
(もう好きにしてよ…。死のうかな…)
目を閉じてふとそう思った。が、いざレイパーの亀頭が膣口に当てられると、得体の知れない恐怖に襲われる。
「あ…、イヤ…」
それが華英の本当の気持ちだ。女がレイプされる瞬間の気持ちはみんな同じであった。自分が当事者になり、過去に会ったレイプ被害者の気持ちを本当の意味で理解出来た。
「そうそう、イヤだろう?へへへ、イヤがらねーとつまらねーんだよな。」
女の悲痛な叫びを食い物にする獣。
(あ…犯される…)
華英がそう諦めかけた瞬間、部屋の入り口のドアが激しく吹き飛ばされた。そして拳銃を向け、中の男達を牽制する男、それは大悟であった。
「お前ら、そこまでだ!その子から離れろ!」
一斉に振り向く男達。大悟を見て輝樹は言った。
「ん?お前確か…、ガルモで働いてる奴だよな…?お前…、警察の犬だったのか!」
睨みつける輝樹。
「かな。ワンワン!」
ふざけて見せる大悟。その態度に怒りを露わにする。
「この人数相手に敵うのかよ?へへへ」
覆面男達は一気に戦闘体勢に入る。
「馬鹿な奴だ。ちょうどいい。警察の犬と美人刑事のセックス動画を録ってバラまかせてもらうか!」
「まぁ華英ちゃんとはヤリたいが、人に見られながらヤるのは嫌いでね。ヤルなら二人きりで超ラブラブしたいけどね。」
あくまで余裕の大悟。
「余裕だな。まぁ今のうちだけだろうがな。」
覆面男達も鍛えに鍛えられた精鋭部隊だ。体格に劣る大悟に負ける気はしなかった。
「ほら、ヤッちまえ!!」
「オラっ!!」
誰からともなく、まさに一斉に大悟に襲いかかる覆面男達であった。