パーティーの始まり-7
「おじ様。この調子なら抜かないままで何回でもできそうですね。
今日は何人相手をなさいます?」
紗理奈はそう言いながら腰を上げ、雅和から降りるとそのままペニスを握りしめた。
「いい子ね。また後でわたしをよろこばせてね。」
紗理奈は自分の愛液にまみれた雅和のペニスを咥え、丁寧に舐め始めた。
ペニスの根元から先端へと絞り上げるようにしながら、
紗理奈はペニスの中に残されたザーメンを吸い出す。
その感覚に雅和は体をよじらせた。
何度も絞り出しては何度も舌先で吸い取り、改めて先端にキスをした紗理奈は、
ゆっくりと立ち上がった。
紗理奈の股間から雅和のザーメンがドロリと垂れ落ちた。
「まあ、すごい。こんなにたくさん。」
紗理奈は股間にティッシュをあて、ザーメンをぬぐい取ると、雅和の手を取った。
「おじ様。そろそろあちらに参りましょ。
うちの家族も、奥様や真奈美ちゃんも、
もう準備が終わって待っているようですから。」
「その準備というのがさっきから気になるのですが。」
「ほら、おじ様。また言葉遣いが。」
「いや、そう言われてもなかなか。」
「でも、今度丁寧な言葉づかいでわたくしに話しかけられたら、
わたくし、もう返事をいたしませんから。」
「………わかった、よ。紗理奈。お前のことを…真奈美の姉だと思うことにするよ。
それなら紗理奈と呼んだ方が普通だからね。」
「じゃあ、わたくしもお父様、あ、区別がつきませんわ。
じゃあ、わたくしはおじ様のままでよろしいですか?」
「ああ。構わない。
ただ一つ、教えてほしいんだ。
さっきから言っている準備っていうのは一体何なんだい?」
「あちらの部屋に行けば、すべてがお分かりになりますわ。さあ。」
紗理奈は雅和の手を取ってあの部屋へと導いた。
そう、真奈美が敏明の治療をずっと続けてきたあの部屋。
真奈美が征爾や潤一、紗理奈や美奈子、麗子と性技を磨いてきたあの部屋。
あの部屋で、今日は何が行われるのか。
真奈美は、妻の香澄は、何をして待っているのだろうか。
そして、途中で姿を消した征爾は、そして征爾の妻、麗子は。
生野家と鈴木家の間の、全く新しい扉が、今、開かれようとしていた。