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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[指輪に願いを]-8


それには優乃に引っ付いた《仮面》を剥がさなければならない。
恭介が知っている健気で真っ直ぐな妻ではなく、芦澤だけが知っている心の裏返った@c妻に変えなければ……芦澤は男根をズリズリと秘肉に擦りつけて責めた……罪悪感など微塵もなかった……。


(い…言えないッ!あんな言葉なんか使えない…ッ!)


男性の股間に付いている性器の名前を知らない訳はなかった。
なんとなれば昨晩優乃は、その名前を口走って恭介を欲したのだから。

あんなコトが出来るのは恭介にだから。
全てを曝け出し、恥ずかしいコトもやれるのは相手が恭介だからなのだ。
脅されようが何をされようが、恭介に対する想いだけは変わらない。
思い描いていた《幸せな未来》へと続く煌びやかなレールは、確かに今日の朝まで見えていたのだ……。


『あ〜気持ちいいなあ〜。先ずはこのまま一発ヌイちまうかなあ?パンティ越しにザーメンぶっ掛けるってのも悪くないしなあ〜』

「ッ!!??」


スタンガンの電撃よりも恐ろしい脅迫に、優乃は息を詰まらせた。
いくら子宮の中にではないと言っても、股間に精液が掛けられるなどあまりに《危険》だ。
爛々と目を光らせている芦澤を見れば本当に射精するかもしれない……優乃は屈するしかなくなった……。


「……ひぐッ……おち…ッ……おちん…ヒック!……おチンチン…です……ッ」


とんでもなく恥ずかしい固有名詞を口にしてしまった……唇はワナワナと震え、恭介への裏切りの段階をキスよりも先に進めてしまった自分が情けなくなる……。


『へぇ〜、おチンチンかあ〜。可愛い呼び方してるんだねえ?じゃあ次は優乃の股の名前だ。自分の身体だから知ってるよなあ〜?』

「……ッッッ!!!!」


全く持って唾棄すべき男だ。
陰湿で執拗でイヤラしくて……中年オヤジの〈スケベ〉な部分を凝縮させたような《変態》は、未だに股座を責め続けている……。


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