サービスエリア-1
「あ、空いてる。いがったあ」
深夜のサービスエリアは場所の取り合いだ。
430休憩と言って、トラックドライバーには4時間ごとに30分休まなければならない、という決まりがある。
労基で決められている立派な規則だ。
やっと空いてるスペースを見つけて、そこにトラックをつける。
サイドブレーキを引いて、窓を遮光カーテンで全部閉じたら、すぐさま後ろの寝台に。
そこには、先に下ろしていた花梨が待っている。
やっぱり花梨を抱っこしながら運転して、そのままぶっ放すなんて器用なことはできない。
こんなに可愛いのが手の中にあるのに、思いを遂げることができないってのは、想像以上に苦行だ。
だから、休憩になったら、ひたすら花梨を虐めまくる。
我慢しまくってたから息子はギンギンだ。
性欲が高まったときの男なんて、みんな野獣だ。
家では、なんだか申し訳ない気持ちもあって、できるだけ優しくしてやろう、なんて気遣ったりもするんだけど、この休憩の時だけはそんな気持ちになれない。
とにかく攻撃衝動が高まってるから花梨を虐めたくて仕方がない。
乱暴に裸に剥いていって、体中を舐めまくり、さっきまで突っ込んでた穴に思いっきりぶっ刺す。
乱暴にされて、花梨が愚図っているのはわかっていたけれど、やめることなんてできなかった。
胸の中に閉じ込めて、荒々しく腰を振り、まるで物を扱うように体をひっくり返しては、また後ろからハメ倒す。
花梨は辛そうな顔をしてるけど、文句を言ったりはしないで、小さなお尻を向けてるだけ。
とにかく、出すことだけに集中して、花梨の気持ちなんか考える余裕もなかった。
俺は、すげえ荒い息を吐いていたんだと思う。
「お父ちゃん、怖いよ…」
全部出し切った後に、花梨に泣かれて、さすがに我に返った。
ごめんなぁ…。
返す言葉もなくて、胸の上に乗せながら、花梨の頭を撫でてやっていると、
「ウチ、上手になった?…」
と、泣きそうな顔で聞いてくる。
もう、たまんなくて、抱きしめてた。
それからは、優しく優しくキスを繰り返して許してもらった。
でも、俺ってロクでもない親父だから、結局花梨を虐めちゃうんだよなぁ…。