実験-2
「じゃあ、実際に試してみよっか?」
すっかりやる気だったお転婆娘。
「実際にって、本気かよ…」
いきなり俺の愛車でカーセなんて…。
怖じ気づいたのは言うまでもない。
「そのつもりで来たんだからいいじゃない、ほらぁ」
でも、花梨はやる気満々。
お尻を浮かせたと思ったら、いきなりスカートの中に手を突っ込んで、マジでパンツを脱ぎだした。
待て! 待て!
いきなり土場で始められるか!
こんなところ始めたりしたら、誰に見られたもんだか、わかったもんじゃないわい!
急いでキーを回し、暖機運転もしないで、慌てて逃げ出した。
花梨はとりあえず、後ろの寝台にポイ。
あまりひと目のないところまでやってきてから、花梨を呼んだ。
パンツまで脱いで、花梨はすっかりやる気状態。
いきなり入れるのはやっぱり難しいから、最初は口で濡らしてくれる。
後ろから身を乗り出してきて、俺が掴み出したチンチンをパク。
普段は、あんまりしたがらないくせに、自分から言い出したからなのか、この時だけは積極的だった。
花梨もわかっているから、たっぷりとツバを多めに。
こんなことをしてもらえるだけでも、俺って幸せな親父なんだよなあ…とか、チロチロと舐める短い舌の心地よさを堪能しながら、しみじみ思いに耽ってた。
すっかり濡らしてから、俺の太ももを跨いできた。
自分で掴みながら狙いを定め、ゆっくりと尻を落としていく。
家に帰る度にやってるから慣れてはいるけれど、やっぱり小柄だから膣はほんとに狭くて、入れるのにはいつも苦労してた。
それでも花梨はいつも我慢していて、このときだってギュッと俺にしがみつきながら、一生懸命歯を食いしばっていた。
なかなか入らなくて苦労したけど、最初の入り口さえ通ってしまえば、ズブズブとあとはすんなり。
狭いことに変わりはないけど、花梨の手のひらから力が抜ける程度には余裕が生まれる。
「大丈夫か? 苦しくないか?」
ほうっ、と大きく息を吐き出す花梨に訊ねた。
「全然大丈夫」
気丈にも花梨は笑っていた。
ほんと、お前はたいした娘だよ。
とりあえずトラックを停めたままで試してみた。
対面座位といっても、尻を上下させるだけじゃなくて、わずかに腰も前後させるから、ハンドルと花梨の背中の間には、その分の余裕も必要になる。
その動くスペースを稼ごうと座席を後ろにずらすと、今度はさすがに足がアクセルに届かない。
調整に手間取ってたら、「じっとしてたら…気持ち…よく…ない?…」と、花梨がかすれた声を出す。
大きすぎるものを小さな穴に思いっきりぶっ刺されて、花梨はすでに息するのも辛いといった顔つきだった。
花梨のアソコは窮屈なほどに狭いんだから、じっとしているだけだって楽しめる。
それに、トラックはエンジンが掛かっていると、絶えずキャビンの中も振動していて、その振動が意外と心地よいリズムを与えてくれたりする。
「辛かったら、無理しなくていいんだぞ」と気遣ってみたが、「やだ、お父ちゃんとこうしてる…」と、花梨は、しがみついて離れようとしない。
「ねえ…走ってみてよ…」
「大丈夫なのかよ?」
「だって…、走らないと…わからないじゃない…」
そんなにトラックの中でエッチがしたいのかね? と呆れもしたが、花梨には違った理由があって、その理由を俺は後になって知ることになる。
花梨ごとシートベルトを掛けて、アクセルをゆっくりと踏んでいき、速度が徐々に上がっていくと、キャビンの中の揺れも大きくなっていく。
思ったより視界は良好で、運転操作にも、ほとんど支障はなかった。
トラックが走り出すと、路面の凹凸を感じて座席も小刻みに上下するようになり、その状態を続けていたら、いつもより花梨の中に深く入っていくのを感じた。
小柄な花梨は俺を跨ぐのも大変で、股を拡げきっているから、座席が揺れて体がずり落ちていくと、その分深くめり込むわけだ。
先が、子宮に届いていた。
辛いはずだが、それでも花梨は、我慢しながらずっとしがみついているだけだった。
俺みたいなダメ親父のために、こんなに一生懸命になってくれる花梨に愛しさだけが募った。
胸を合わせて、しがみついている花梨の顔は、俺の顔のすぐ横にあった。
ブレーキを踏もうと足を踏み換えると、「あふっ…」とか「ひゃんっ!」とか、耳元で可愛らしい声を聞かせてくれる。
どうやら、足の踏み替えをされると太ももで尻が持ち上げられ、その度に浅くなったり深く入ったりして、どうしても我慢できずに声が出てしまうらしい。
へへ…。
へへへ…。
ギャハハハハハっ!! オモシレー!!
思いっきりブレーキ踏んで遊んだろ。
ほんとに俺は、ロクでもない親父だよ。