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俺は他人棒
【熟女/人妻 官能小説】

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未来・加山絢香-1

「早くっ……早くチンポぉ……ズボズボしたいのおぉ〜……」
 開口一番、淫語を垂れ流す四十美女。
 一見するとサバサバした、男に依存することなどありそうにないルックスなのだが、その実マジキチ級のヤリマン。
 加山絢香の雌フェロモン満開ぶりに、未来は唖然としていた。
「あのさ、絢香……周り見えてる? 初対面の人がすぐ側にいるのに、発情しすぎだろ」
「嘘っ!? ごめんっ……」
 よほど俺との逢瀬が待ち遠しかったのか、ズボン越しにペニスをさすり回していた絢香は、その手を止めることなく未来を見やって軽い会釈を送った。
「亮介の新しいセフレさん? 珍しく若い娘じゃない」
「セフレじゃなくて嫁の未来。こいつと永久契約のパートナーになるんで、一応絢香にも覚えておいて貰おうと思って」
「へっ!? 嘘でしょ。亮介が結婚とか、あり得なくない? 生涯独身貴族のゲス寝取り野郎で通すつもりとか言ってなかった?」
 絢香の顔は切れ長の眼を思いきり見開いて、驚き一色の表情だった。
「まあ俺自身びっくりしてんだけどな。といっても並の夫婦になるつもりはないから、そのための準備も兼ねて、お前を交えて乱交って訳」
「何それ……頭混乱してきたんだけど! つまりアレだよね、結婚はしても、今までみたいなヤリまくり色キチライフスタイルは変えるつもりないってこと……?」
「さっすが絢香。呑み込み早くて助かるよ」
 俺はニヤリとして未来を見た。
 イケイケ過激ハイテンション乱れプレイが凄まじい変態熟女として、絢香のことは詳しく説明しておいたものの、そのビッチぶりを知っておくには実際面通しをしておくのが一番である。
 今後、仲良く付き合って貰うためにも、交流の場を設けるべきだろうと思い、二人を引き合わせた。
 かなり俺にお熱な谷山萌とも寛容に「棒姉妹」同士の絆を結んだ未来だ。他の姉妹たちとも同様に馴染んでいけるであろうと、俺は期待を抱いていた。
「お噂は聞いてます。亮介は絢香さんの腋の匂い大好きだって……」
 にこやかに歩み寄って挨拶する未来だ。
「ねえ……ちょっと、どういう話を吹き込まれてる訳!?」
「別に普通の話ばっかりですよ。絢香さんの体臭キツめで最高に好みだとか、汗だくでお尻の穴舐め合うのが幸せとか……」
 平然と述べる未来に、さしもの絢香すら押され気味なのが面白かった。
 俺と心身ともにベスト・パートナーであるとの確かな自信を抱いている未来には、不思議な貫禄があった。
 今までにどんなディープなプレイで俺と愛欲を貪り合った相手であろうと、余裕を持って接することが出来るーーそんな「正妻」の強さだろうか。
 ゆとりたっぷりに構える未来と、たじたじする絢香。
 二人の愉快な対峙模様を眺めつつ、俺は着ているものを残らず脱いでいた。
 欲望をぶつけ合うためだけに存在するかの如き小綺麗な非日常空間。高級ホテルのスイートには、昂ぶりきった雄一匹と雌二匹の淫らなフェロモンが充満していた。
「ほらっ、絢香こっちおいで。未来の見てる前で、いつもみたいに大好きなシックスナインしようぜ」
 ベッドに横たわるや、俺はこっ恥ずかしいM字開脚をして股間を晒し、誘った。
「絢香さんみたいな綺麗な人と亮介が、ベロベロ汚いお尻の穴しゃぶりっこするの、見てるだけでゾクゾクしちゃいそう……」
 とろんとした眼を細め、未来は舌なめずりした。


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