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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[あたし、ダンナ様が大好きなんです]-6





チラリと見える恭介の優しさに、優乃はいつも負けてしまう。
着せ替え人形のように愛で、羞恥心を煽るように虐めても、最後の最後には優乃を満足させられているのか….…という思いを滲ませる。


『い….イクッ…イクぅッ!!……ああ…ッ』

「あぁぁあぁあぁああッ!!!」


射精時の激しいピストン運動に、優乃は恭介の荒々しさを感じていた。
言葉や視覚で虐めることはあっても、乱暴とまで行かない強い責めだけに止めてくれる恭介は、やはり優しい人なのだと改めて思った。



『….…意地悪し過ぎた?もしかして嫌いになった?』

「….…大嫌い…の、反対…ッ」


汗まみれの二人は寝転がったまま密着していた。
激しいスポーツの後のように息は上り、それにも関わらず熱烈なキスは止まらない。


「ダンナ様….…あたし、お水が飲みたいの….…」


優乃の一言に恭介は起き上がり、冷蔵庫の中からミネラルウォーターを取り出した。
そして自分の口に含むと、そのまま優乃を抱き締めて唇を重ねた。
恭介の膨れた頬が萎むと同時に、優乃の喉は「コクン」「コクン」と鳴る。
まだ足りないと優乃は雛鳥のように口を開き、水の口移しを求めた。


「ダンナ様の味がします….ッ…とっても美味しい….…」


恭介が口に含んだ水が口から喉を通り、そして食道から胃へと流れ落ちていくたび、恭介の身体の一部が全身に浸みていくような感覚を覚えていた。

いつか口移しの水ではなく、恭介にしか作り得ない《愛の発露》をこの身体で受け止めたい….…恭介の何もかもが含まれた真っ白な雫を、この身体の一番奥に….…。


「……好きです…あたし、ダンナ様が大好きです…ッ」

『俺も優乃が好きだよ?大好きだよ、優乃……』


優乃は恭介の髪を掻き毟るように指を絡め、思いきりキスをした。
恭介はお返しに優乃の濡れた髪を優しくたくし上げ、汗を拭き取るように額や頬に口づけをして……まだまだ火照りの収まらぬ優乃の身体を癒やす後戯はいつまでも続き、やがて日付けは変わっていった……。




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