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THE 変人
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切ない幸せ-6

「でも男女でこう言う話を普通に出来るっていーかもなー、なんて。」
幸代がニコッと笑った。
「まー、今までも俺は言ってたけどな!幸代がシャットアウトしてたんだろうが?」
「確かにそうですけど、私には高度すぎて何を言ってるか分からない事が多いんですもん。だからいつも後で、あれって何の事言ってんだろって悩む事ばっかで。」
「例えば?」
「例えば…、マングリ返し…とか…?」
だいたいろくでもない事は察しがつくが、今までの海斗との会話で一番??な事だった。海斗はよくぞ聞いた的な得意げな表情を浮かべて言った。

「マングリ返しとはな、まぁ幸代がベッドに寝てるとするだろ?その体勢で前屈するみたいなカッコになる事だよ。」
「前屈…??」
イマイチピンと来ない。
「前屈の体勢で背中を床につけてみるカッコを想像しろよ。すると幸代には自分の股間が見える。その状態がマングリ返しだよ。」
「そ、そうなんですか??」
まだピンと来ない様子だ。
「ま、論より証拠だ。これがマングリ返しだ!」
海斗はスマホでマングリ返しの画像を検索して幸代に見せる。
「なっ…!や、ヤダァ…」
何とも卑猥な体勢だろう、そう思い恥ずかしくなる。
「ほらでんぐり返しって良く言うだろ?マンコ全開ででんぐり返しになるからマングリ返しってゆーんだよ。」
「こ、これは何をする時にこんなカッコにさせられるんですか…?」
「何をって…、女にクンニを見せつけたり指マンを見せつけたり、チンコハマってるとこ見せつけたりだろ?」
「!?ヤーっ!私、無理っ!!」
「結構興奮するみたいだぞ?」
「し、しないですよー…。恥ずかしいだけですよー!」
「恥ずかしい程感じる時ってあんだろ?まさにそれだよ。」
「ヤダァ、無理無理!絶対に無理!」
そう照れる幸代の姿もまた可愛く見えた。それから海斗は幸代の分からない淫語の数々を説明し、幸代が恥ずかしがる姿を密かに楽しんだのであった。


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