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想いの届く日
【幼馴染 官能小説】

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想いの届く日-1

1. 須崎パラダイス
 何事も、人生最初の経験には忘れ難いものがある。
 初体験は、売春防止法施行前の大学生時代、東京下町の須崎パラダイス、いわゆる赤線であった。
 
高校時代の仲間に、既に社会人になって赤線を経験しているスケベな男がいて、「今日は俺が奢るから付き合え」と言うので付いていった。
 浅草の花屋敷で、リングの上で戦う柔道対ボクシングの試合と言うのを観てから、タクシーで須崎に向かった。

 部屋に上がると派手な布団が敷いてあって、畳に胡坐をかいて胸をどきどきさせながら女の来るのを待った。
 入ってきた相方は結構なおばさんで、今思うと多分母親くらいの歳の女だったのだろう。 

 僕が初めてだというと、大いに喜んだ。

「本当に初めてなの、嬉しいわ、初物は長生きするんだって。もうこの商売も終わりだからねえ、童貞お兄さんの筆下ろしなんて縁起がいいわ。今日は付いてるわ、心配しないで良いのよ、あたしに任せなさい」

「あら未だ半剥けなのね」
 女は僕のキンキンに勃起をしているおチンチンを手にとって、包皮を扱いた。まだ完全に亀頭が包皮から出ていなかったので、亀頭が剥き出しになると痛かった。
 亀頭の裏を返すと、白い粕が溜まっていた。センズリをするときに気がついていたが、あまり気にしないでいた。
 
「彼女とする時は、ここをちゃんと綺麗に洗ってからしなさいよ、そうしないと彼女が病気になっちゃうからね」といって、ティッシュに唾をつけて拭き取ってくれた。

 コンドームを取り出すと、亀頭に被せ、勃起をしているペニスにくるくると器用に被せてくれた。
 横になると片膝を立てて、股を開いた。始めてみる本物のおマンコだ。
 医学書や百科事典で絵は見ていたが、陰毛に囲まれた肉の創造物は流石に迫力がある。薄明かりの中に、開いた太股の合わせ目に陰毛が生えていて、赤貝の色をしたくすんだ赤味の肉が見えた。

 陰毛を掻き分けるとクリトリスが現れ、女は指で割れ目を開いて見せてくれた。
 
「見えるでしょ、この割れ目の下のほうに穴があるでしょう、これがおマンコの穴よ、この中にあんたのおチンチンを入れるのよ」
 
 心臓がドキドキして、性欲どころではない。緊張で勃起をしていたおチンチンが萎えてしまった。
 
 女はおチンチンを手で掴むと、優しく指で撫でてくれた。現実に戻って、おチンチンは再び女の指の中で固くなった。

 もう何がなんだか頭は真っ白で、仰向けになった女の股の間に馬乗りになって、おマンコに腰を近づけた。女はおチンチンを掴んで、亀頭の先を穴に合わせて呉れた。そのままおチンチンに気を入れ、女の誘導するままに腰を押し込んだ。

 (あああ〜嵌った、人生最初のおマンコだ)
 挿入したおチンチンを、本能の赴くまま腰を使った。
 夢中になって腰を使うと、女は「おうおう〜おうおう〜〜〜」と声を出して調子を合わせて呉れた。
 
 おマンコは緩くて殆ど抵抗がなく、センズリをしているよりも頼りなく物足りなかった。調子がずれて抜けないように気をつけながら、抽送を繰り返した。
 女はしきりにヨガっていたが、商売上のサービスだと思うとあまり本気にはなれなかった。
 
 突然に絶頂が訪れた。
 亀頭の裏の疼きが高まって、おチンチンがキュウンと堅くなった。
「ああ〜いくうっ」
 男根に気を込めて、おチンチンを押し込んだ。肉棒が更に奥に延びた。
「イクッ〜いくうっ」

 恥骨を女の股間に押し込んで、男根の根元でくじった。
 肉棒が跳ね上がった。
 波打つ肉棒を走り抜けた精液が、鈴口から吹き出した。
 僕は女を抱きしめて、腰を震わせた。
 女も「いいわ〜いいわ〜〜」とヨガリながら、僕を抱きしめてくれた。




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