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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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とし君がいない学校なんて-1

敏明がこれほどまでに学校を休むようになってしまった理由。

それはなかなか難しい問題だった。
『真奈美のせいだ』と言えば、そう言えないこともない。
しかし、敏明を復活させたのも、真奈美であることに間違いはなかった。

実は、敏明は、ある薬を飲んでいたのである。
それは父親が開発した薬で、脳のある部分に働きかけ、
性欲や精力が長時間維持できるというもので、
俗に言うバイアグラのような働きをする薬だった。

それに加えて、もう一つ。『増大アプリ』である。
これも父親が開発した試験段階のもので、
父親は少年時代からこのサプリを使った時に、
どれほどの増大効果を発揮するかの、ある種の実験台として敏明を選んだのだ。

真奈美が限界以上の刺激を敏明に与えたことで、敏明は復活した。
と同時に、精力維持の薬と増大アプリの作用がそれと重なり、、
ある種の特別な化学反応が起き、
敏明のペニスは勃起状態をずっと維持したままになってしまったのだ。

その症状は、最初はある程度の間隔を置いて出た。
しかし、その間隔はやがて短くなり、次第に常態化していった。
敏明のペニスは常に勃起状態となってしまったのだ。

当然、学校には行けない。
小学生の履くズボンなどに到底収まりきらないペニスを眺め、
敏明はもちろんのこと、家族全員が言葉を失っていた。


「まさか、こんな副作用が起こるとは、全く想定していなかった。」
「お父様。敏明のペニスを元に戻す方法はないのですか?」
「あなた。どうにかしてあげて。
 これはこれで素晴らしいペニスだけれど、
 24時間この状態では、学校どころか外にも出られませんわ。」

「まったく方法がないわけではない。
 以前読んだ文献にこうした副作用が出てしまった時の対処法が書かれていた。
 しかし。。。」
「しかし、なんですの?
 だったらさっそくそれを試してみたらいいじゃないですか。」

「まあ落ち着きなさい。そう簡単に言うんじゃない。
 方法はさほど難しくはないが、それを実際にやるとなると、
 事はそう簡単ではないのだ。」

「方法は難しくないのに、実際やるとなると、難しい。。。」
「そうだ。協力者がいる。」
「協力者?だったら、わたしたちがいるじゃありませんか。」
「そうよ。お父様、お母様だっているし、わたくしも、それに、、、」
「いや、わたしたちの力では不可能だ。」
「えっ?では、誰が。。」

「真奈美、ちゃん、だ。」
「真奈美ちゃん?」
「ああ。この副作用を鎮めるためには、
 ここまでの状態を起こすことが出来た人物のテクニックが必要なのだ。」
「わたしたちでは不可能だと?」
「ああ。麗子。君にも無理だろう。それは紗理奈も実感している。」
「はい。お父様。
 わたくしにもおそらく真奈美ちゃん程にはできないでしょう。」

「じゃあ、さっそく真奈美ちゃんを。。」

「待ちなさい。そう簡単なことではないと言っただろう。 
 その文献にはこうあった。

 まずはこの状態を一度鎮める。
 そのためには射精することが必要だ。
 これはおそらく、真奈美ちゃんにとっては、
 さほど大変なことではないと思う。
 そして再び極限の勃起状態へ導く。
 そして再び射精。

 これを12時間ごとに、つまり1日に2回、
 それを1週間から10日、続け、
 徐々に刺激と勃起状態を弱めていけば、
 普通の状態に戻る、事も、ないわけでは、な、い、と。。」

「では、確実に戻るということではないのですか?」
「ああ、何しろ症例があまりにも少なすぎる。
 敏明でおそらく3例目、あるいは4例目、その程度だ。」
「でも、可能性がないわけじゃ。。。」

「よく考えてみろ。真奈美ちゃんはまだ小学生だ。
 1日に2回の極限状態のセックス。それを1週間から10日、連続で行う。
 そんな体力が小学4年生にあると思うか?

 それに、真奈美ちゃんの両親にはどう伝える?
 お宅の娘さんをうちの息子の治療のため、
 10日間、貸してくれないだろうか?

 そんなことを、真奈美ちゃんの両親が承諾すると思うか?」

「でも、それしか方法がないのなら。。」
「可能性としては、その方法を、緩やかに行っていくことでも、
 同様の効果が期待できるとあった。」
「緩やかに?ですか?」
「ああ。短期的な集中治療が行えない場合、
 長期的、かつ定期的に治療を行うことで、
 緩やかではあるが、症状の改善は可能だとも、
 その文献には書いてあった。
 しかしこれもまた症例はたった一つだ。」

「たった1例?でも、それでも、その人は治ったのですよね。」
「ああ。ただし、集中的に治療した場合に比べ、効果の方も緩やかだ。
 普通の状態に戻るまで、1日2回×10日。
 数字だけで考えれば、ひと月2回×10か月と考えたいところだが、
 現実には2週間間隔があいたことで、
 効果は半減……いや、それ以上に少なくなってしまうだろう。

 10歳程度の成長と、成人してからの成長では、その度合いが違う。
 大人であれば、すでに身体は完成されている。
 精神的にも、脳の発達もだ。
 だから、身体の成長度合いが小さくなった分だけ、
 1度の極限セックスが身体や脳に与える影響力は大きくなる。

 しかし、成長期においては体や脳の成長が優先されるため、
 極限セックスであっても、
 全体の成長度合いから比べるとその影響力は小さくなるのだ。」

「難しいことはよくわかりません。
 実際、敏明はいつごろになったらまた外に出られるようになるんですか?」

「文献のデータが、何処まで信用できるかはさておいて、
 ざっと、3年、いや、それ以上かかるかもしれない。」


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