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川村未来14歳のセックスマシン的日常とそれを見守る私
【学園物 官能小説】

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ミクの体に溺れるエロ警察官への手回し-1

「あと15分で着くって。」ミクがキッチンにいる和夫に言った。午後3時15分。 ぴったり3時半に酒井がマンションに来るということだ。酒井は時間に正確な男だった。生活安全課という立場を悪用して何十人もの少女の体を食いものにしているエロ警察官だが、時間や約束など肝心な所はきっちりしていた。だからこそ今のところ悪事が明るみに出ず、上司の信頼も厚いのだった。

「ミクたん、酒井さんに地下駐車場に車を入れるようにメールしてくれるかしら?」ミクはすぐにメールを打った。そう。今までは酒井の車がマンションの裏通りに停車して、そこにミクが乗り込む形で待ち合わしていたのだ。 

15分後に酒井の車が地下駐車場に入って止まった。ミクのメールの意味を酒井は考えていた。(渡したい物って何だろう?)普段の用心深い酒井なら何か違和感を感じたかも知れない。しかし酒井はミクとの逢い引きを前にして警戒心がなくなっていて、それ以上は思いを巡らせなかった。

酒井がサイドブレーキを引き、ふと前方を見るとミクが近づいてくるのが見えた。酒井は車外に出て助手席のドアを開けた。そしてミクの方を再び見やるとミクは車から離れた所で手招きをしていた。 

酒井がミクの方に歩みながら「どうしたの?」と訊くとミクは「家に寄ってください!」と答えた。酒井は予想外のミクの答えに少しためらったが、既にエレベーターの方に向かって歩き出しているミクの後について行き、ミクと一緒にエレベーターに乗った。

ミクはいつものように、お嬢様風のワンピースを身につけていた。酒井は思わずミクの全身を眺め回した。数時間後に自分に脱がされることになる白いワンピース。そしてセックスで潮まみれになるであろうメッシュのソックスにも、、。(もしかすると今日はこの子の部屋で、)
などと妄想を膨らませている酒井にミクが声をかけた。

「ごめんなさい急に、、」酒井はハッと我に返り「あっ、いや別に全然。ところで君の家に上がっても大丈夫なの?」ミクが首を小さく縦に振った。酒井はそれを(今日は家には誰もいない)という意味に受け取ったのだった。ミクからは義理の兄と一緒に住んでいることは聞いていたが、今日は外出して帰らないのだろうと解釈したのだ。

エレベーターは最上階に着き、ミクは無言で部屋のある方に向かい酒井が少し後を遠慮がちについていく。「入ってください。」ドアを開けながらミクは酒井に言った。酒井はミクの顔を見ながらうなずいた。(いよいよ禁断の園に俺は招かれたのだ!)酒井は感動と興奮の入り交じった気持ちだった。 (何を言ってる‼ミクちゃんの体の禁断の園にはあんた、とっくに侵入しているじゃないか‼)ミクを見護っている私は憤りを禁じ得なかった。

酒井は感動の一歩を踏み出すかのように足を玄関に踏み入れた。ミクも中に入り靴を脱ぐ。前屈みになったミクの白いワンピースからパンティラインが透けて見えていた。薄水色のTバックだ。酒井の視線が釘付けになっている。ミクは「どうぞ入ってください。」小さな声で酒井を促した。 「あっ、うん。」酒井はハッと我に返り自分も靴を脱ぐ。ミクは自分の靴と一緒に酒井の靴も揃えて外向きに置いた。

「ありがとうミクちゃん。」礼を言う酒井。ミクは「こっちです」と言いながら中に入って行く。酒井も後に続くと、何やらとても良い香りが漂っているのに気がついた。(もしかするとこの子は俺に手料理を作ったのかも、、?)またしても酒井は妄想を膨らませている。ミクの入った一室にあとから酒井が入ると、そこは広々としたダイニングキッチンだった。しかし次の瞬間まったく酒井が予想していなかった展開がそこに待っていた。

「いらっしゃい!」低い声がキッチンの奥から聞こえたかと思うと、エプロン姿の和夫が現れた。その瞬間の酒井の驚き様といったら、、(あーあぁ。そんなにビックリ眼になっちゃって、、)私は思わず笑ってしまった。まあ私がどんなに大笑いしたとしても、霊である私の声が彼らに聞こえることはない。

酒井が激しく驚いたのは当然だろう。家にはミク以外誰もいないと思い込んでいた所に、見るもブサイクで尚且つ大男の和夫が、しかも花柄のエプロン姿で現れたのだから。そして何よりも、ミクと二人きりで興奮のひとときを過ごすという幻想がものの見事に崩れた。

酒井の驚き様を見て、和夫はすかさず言った「いつもミクたんがお世話になってありがとうございます。はじめまして兄の和夫です。」と深々頭を下げた。そんな和夫の言葉を聞いても酒井の表情はこわばったままだった。

(この醜い大男がミクちゃんの兄なのか?いったい俺を招き入れて何をしようというのだろう?まさか、妹には二度と近づくな!と説教するつもりなのか?或いは俺が警察官と知って、ゆするつもりなのか?)酒井の頭の中を疑問が駆け巡っていた。



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