夫が望むもの-2
その日、夕方までセックスを続けた綾子は、川崎に無理矢理連れられて家を出て行った。そして綾子が自宅に帰ってきたのは三日後のことだった。その間、ホテルに泊まりずっと男と交わり続け、聡志と綾子は何度かの電話だけをすることができた。
夫を置いて妻が三日間も他の男と過ごすなど許せないことではあったが、綾子が持ち帰った三日分の撮影データは聡志の怒りよりも欲望を満たすのに十分だった。聡志は早速、自室にこもって動画を見た。
「おい、綾子。さっさとこっちに来い!」
ビデオカメラの撮影スイッチを押した妻に向かって、ベッドの上で寝そべっている川崎が声をかけている。
「はい・・」
美しい妻が近所の中年男にゆっくりと近づいていき、その汚い全身を舐め回している姿は、聡志の興奮を最高潮に高めていった。中年男の睾丸を口に含みながら、その白く細い指で男の肉棒をしごきたてる淫乱な女が自分の妻とは思えないほどだった。
「よ〜し、もういいぞ。チンポにさっき言ったオイルをたっぷり塗れ」
「はい、分かりました・・」
「よし、塗ったな。四つん這いになって、ケツをこっちに向けろ。今からお前の処女を奪ってやる」
「あなた・・、助けて・・」
「お前の旦那のためだ。もう諦めろ、綾子・・」
川崎はそう言うと、恐怖で震える妻の身体にバックの体勢でゆっくりと被さっていった。その肉棒の先端は、ゆっくりと妻のアナルを貫いていく。妻は恐怖のあまり、ベッドのシーツに顔を埋めて震えているようである。
「もっと力を抜け! そうだ、いいぞ・・。もっと楽にしろ・・。まだまだきついが・・、そ〜ら、奥まで入れるぞ・・」
「あ、あなたっ!! いやあっ!! あなたぁ〜〜〜〜!!!」
綾子がビデオカメラのほうを見て、夫に救いを求めた。まさか初めてのアナルセックスをこんな小汚い中年男に奪われるとは、綾子も思っていなかっただろう。聡志は妻を救いたいと思う一方、川崎に向かってもっと妻をむちゃくちゃにしろ、とも願っていた。
しかし思いのほか、川崎は激しく動かなかった。綾子の身体を気遣いながら、ゆっくりと腰を前後に動かし続ける。二十分も経過した頃には、苦しんでばかりいた綾子に変化が現れ始めた。
「はあっ!! ああぁっ!!! 何っ!? 何これっ!? ああっ!! いやぁっ!! ああぁ〜〜〜!!!」
アナルの強烈な締め付けによって、川崎が精を放出した。避妊具も着けていないため、熱い精液がドクドクと直腸内に流し込まれていく。
「ひっ!? ひいいぃっ!!! ひいいいぃ〜〜〜〜〜!!!!」
綾子は生まれて初めて味わうアナル中出しの感覚に衝撃を受けていた。おぞましさや背徳感が、これまでの浮気セックスとは比較にならないほどだった。
「ふうぅ〜〜〜。奥さん・・。あんた、こっちの穴も最高だな・・。どうだ? 少しは良かったか?」
綾子は何も答えられずにいた。
「正直に言え。言わないとこのまま続けるぞ」
「よ、良かったです・・。最後のほうが・・、特に・・。目眩がしました・・」
「そうか。俺も良かったぜ。これから危険日にはこっちの穴で出してやる。いいな?」
「は、はい・・。ありがとうございます・・」
よほど綾子のアナルの具合が良かったのか、川崎はホテルに妻を監禁させているあいだ、ほとんどアナルセックスを強要した。綾子がアナルセックスで絶頂を迎えたのは、初めての経験をしてから一日後のことだった。
「なあ、綾子・・。旦那と別れて俺と一緒にならないか・・?」
激しい情事を終えた川崎が、綾子を抱きながら口説いている。しかし、綾子は何も答えなかった。
「この身体・・。もう旦那とのセックスじゃあ、満足できねぇだろ・・。お前の身体はもう俺のもんだ!! 旦那と別れるって言うまで、このホテルから帰さねぇからな!」
こうして綾子は三日間も川崎によって監禁されたのだ。その内容をすべて理解した聡志は、股間を大きく膨らませながら自分の部屋を出た。その夫が向かった先はもちろん、愛する妻が待つ寝室であった。聡志は綾子の身体を貪るようにセックスし、最初の一度は膣内に発射すると、二度目は綾子のアナルで交わった。初めて味わう妻とのアナルセックスは最高だった。川崎に感謝したいほどだった。
そして夫婦の行為が終わり、聡志は次の計画を綾子に持ちかけた。その話を聞いた綾子は今までに無い強い抵抗を示したが、最後は聡志が望むのなら、と了承した。その計画は翌週の週末に実行された。