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日常Breaker
【コメディ その他小説】

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日常Breaker2-4

「…何だ、あれ」
不安な空気が、リビングを支配してしまう。
「魔女っ娘じゃない?お兄ちゃん、好きだし」
「へ〜〜〜、先輩は、魔女っ娘が好きなんですか?初耳ですよ」
「い、いやいや。魔女っ娘じゃなくて、俺はロリ系が…って、違うー!」
ズガゴーーーン
泰久の大声と同時に、爆発音が台所から響いた。
黒煙と共に、朝香が姿を表す。
「ごめ〜ん、ちょっと失敗したよ」
彼女の持つフライパンには、既に黒い炭はない。代わりに、白い大根がある。ただし、目やら口やら鼻やらがくっついていて、ごっつい声を発していたが。
「オラー、食えるもんなら食ってみやがれ。だがな、俺もタダでは食われてやらんぞ。覚悟しておけ」
何をしようとしたの?
何に失敗したの?
それは、なに?
次々と浮かぶ疑問。しかし泰久は、あえてそこには触れずに質問をした。
「みんな、ピザでいいかな?」
いいとも〜。


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