和姦-4
そのあまりの快楽に、綾子は意識が朦朧としていた。こんなに長時間セックスをしたのはもちろん初めてであり、絶頂を迎えた回数も過去最高だった。ぼんやりとする意識のなかで、武史が自分の下腹部をティッシュで拭いているのがなんとなく分かった。
(もう帰ってご飯の用意をしないと・・)
しばらくして綾子はシャワーを浴びた。そしてブラウスとスカートを着て、最後の身だしなみを整え、玄関で靴を履いたときに武史が綾子に襲いかかった。スカートをまくりあげてパンティーを横にずらすと、ゴムも着けずにむき出しの肉棒をバックから豊満なヒップのあいだに突っ込む。
「武史くんっ!! もう駄目よっ!! せ、せめてゴムしてっ!!!」
「もうゴムは使い切ったんだよ。大丈夫だって。最後は外に出すから」
その後、再びベッドへと連れて行かれた綾子は、服を着たままで武史とのセックスにのめり込み、泥沼へと落ちていった。
「いいな、綾子っ!! これからは旦那が会社に行ったらすぐに来いよっ! 毎日夕方までたっぷり嵌めてやるからなっ!!!」
「わ・・、分かりましたっ! 来ますっ! 来ますから・・、ああぁ〜〜〜〜!!! イク、イク・・、イクぅ〜〜〜〜〜!!!!」
「綾子〜〜〜!!! このまま中で出すぞっ!!! いいなっ!」
「あぁ・・だめ・・、それだけは許して・・お願い・・。何でもしますから、お願いします〜〜〜!!!」
対面座位で密着したままフィニッシュを迎えようとしていた武史は、寸前のところで結合を解き、ベッドの上で仁王立ちになった。そして今にも射精しそうな張り詰めた肉棒を綾子の口内に突っ込んだ。
「うっ!! んぐぅ〜〜〜〜〜!!!」
無意識のうちに舌を絡めて吸い上げると、いったいどこに残っていたのかと思えるほどの精液が綾子の喉奥に吐き出されていった。
「いいか、全部飲めよ。そうだ・・。いいぞ・・。もっとだ・・。もっと吸い出せ・・。たまんねぇ・・。この身体、名残惜しいぜ・・」
その後、綾子は口内をゆすぐこともせず逃げ出すようにして武史の家を飛び出した。今日は朝から何度も射精したはずなのに、まだ硬さが残っているのが怖くなった。駅に着くとすぐに電車に乗った。もう帰宅時間で仕事帰りのサラリーマンやOLが大勢乗っている。
この電車に乗っている大多数の人は皆、朝から仕事をして頑張ったはずなのに、自分は朝から若い男とセックスにのめり込んでしまったことに背徳の念を抱いていた。しかし、口内に残る若い男の精液の味、そしてまだ下腹部に残る肉棒の感触が背徳感を増幅させていた。
(もうこんなこと・・。絶対にしてはいけない・・。これ以上あの子に関わったら、わたし・・)
混雑する電車内で、綾子は口内にたまった唾液をゴクッと飲み込んだ。それは若い男の精液の味がした。そして、綾子の膣からはドロッとしたものが溢れ出し、パンティーを濡らしていた。それが無断で膣内に吐き出された精液であることを綾子は気づいていなかった。家に着いた頃には夫が帰る直前であり、夫の帰宅と同時に外食へと出かけた。その夜、まだ媚薬の抜けきっていない綾子は、自分の寝室で何度も自慰行為に耽っていた。